塾長の山行記録
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塾長の山行記録

富士山

日程:2022/07/11-12

概要:再びトレーニング山行として富士山へ。初日は富士スバルライン五合目から吉田口頂上まで登り佐藤小屋に下って宿泊、2日目は佐藤小屋から吉田口頂上に登って富士スバルライン五合目に下山。

山頂:吉田口頂上 3,710m

同行:---

山行寸描

▲吉田口頂上から対岸の剣ヶ峰を眺める。今回はお鉢巡りはパス。(2022/07/11撮影)
▲分厚い雲に阻まれて御来光は拝めなかったが、これはこれで味わいのある景色。(2022/07/12撮影)

先月に続いてトレーニング山行として富士山へ。今回は佐藤小屋の予約がとれたので、初日は富士スバルライン五合目から吉田口頂上に登って佐藤小屋に下り、翌朝早立ちして再び登頂後、コンディションが許せばお鉢巡りをする計画です。ただ、予報によれば2日目は午後から天気が崩れる見通しなので、あまりのんびりはしていられません。

2022/07/11

△09:35 富士スバルライン五合目 → △14:35-40 吉田口頂上 → △16:25 佐藤小屋

新宿を6時45分発の高速バスに乗って、途中渋滞につかまることもなくスムーズに富士スバルライン五合目に到着。

今日は平日(月曜日)だからか人の姿はまばらで、まずは小御岳神社に立ち寄ってお賽銭をあげてから、待ち構えている係員さんによる体温測定を受け、協力金(1,000円)も支払って、水平道に入りました。

前回は閉鎖されていた泉ヶ滝の登山道入り口も、今回は普通に通れます。

予報によればこの日も一日中曇りで夕方から雨ということでしたが、どうやら予報はいい方向に外れたようで、山頂方向には青空が広がりました。これを見て足取りも軽く……と言いたいところですが、前夜ブログ記事書きに精を出したためかなりの寝不足で、ついつい足が止まりがちになってしまいます。

やっとの思いで吉田口頂上に到着。疲れました……。

対岸の剣ヶ峰もきれいに見えていますが、予約してある佐藤小屋への到着を遅らせてはいけないので、今回はこのまま下降に入ります。

湧き上がる雲を見下ろしながらの下山。この雄大な眺めは、頭を雲の上に出している富士山ならではのものという気がします。

下り着いた佐藤小屋あたりは一面のガスに覆われていました。この山小屋にはこれまで何度もお世話になっていますが、前回泊まったのは2016年なので、いつの間にか久方ぶりということになっていました。受付を済ませてまずはビール、そして夕食時(18時〜)にももう1本。カレーも餃子もサラダもとうもろこしもすこぶる美味しくいただき、満ち足りた気分になったところでただちに寝床に入りました。

2022/07/12

△03:10 佐藤小屋 → △07:40-08:10 吉田口頂上 → △10:50 富士スバルライン五合目

2時50分に起床し外に出てみると、わずかに星が見えています。もしこの時点で雨が降っていたら二度寝して明るくなってから馬返しに下山しようと思っていたのですが、登山には支障のない天気に恵まれたようです。

3時過ぎに佐藤小屋をひっそりと発ち、六合目から山小屋街道のライトを見上げるところまでは暗闇の中の登山でしたが、4時頃から空がうっすらと明るくなりだし、七合目に着く頃にはヘッドランプも不要になりました。

途中の山小屋では御来光を眺めようとテラスで待ち構える宿泊客の姿が少なからず見られましたが、あいにくこの日は分厚い雲が彼方まで続き、御来光を眺めることはできませんでした。しかし、たとえ御来光はなくてもこの雲海の景色は見事です。

東洋館に着いたところではっきりと雨が降り出しました。予想外に早い降り出しに驚きつつ、今回はここまでか?と思いながらしばらく空の様子を窺っていたところ、しばらくして雨が上がり、山頂方向が見通せるようになってきました。いったんモチベーションが下がってしまっていたものの、雨が上がってはここで登高を中止する理屈がなくなったので、仕方なく登り続けることにしました。

そんな消極的な態度で登っているこちらの気分を山が察したのか、山頂に着いたときには寒風が吹き募っている状態で、手袋をしていなかった手の指が感覚を失っています。これはやばいと山頂の山口屋に入り、温かい豚汁(800円)をいただいて一息つきました(ちなみにお汁粉は八合目では400円だったのにここまで上がると700円)。

事前の計画ではこの日はお鉢巡りをすることにしていたのですが、いかにも剣呑な雲行きを忌避して、このまま下山することにしました。本当は山頂での滞在時間を長くした方がトレーニングとしては効果があるのですが、息苦しさも感じていないので高度順化という点では効果が既に得られているのだろうと自分で自分に言い聞かせます。

昨日と同じ淡々としたブル道の下りは雨に降られながらになりましたが、幸い雨脚はさほど強くなく、下界が近づくにつれ雨も上がってしっとりと美しい下界の展望にも恵まれました。かくして無事に富士スバルライン五合目に戻り着き、噴火カレーの昼食をとってから正午発の高速バスで帰京しました。

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