御岳渓谷

日程:2024/01/25

概要:御岳渓谷でのボルダリング。遊歩道岩、白狐岩、玄関岩など。

山頂:---

同行:パイセン

山行寸描

▲遊歩道岩。前回に続いてトラバース(1級)に打ち込んだ。(2024/01/25撮影)

2024/01/25

△10:10-14:10 御岳渓谷

前回と同じくジム友パイセンと御岳渓谷へ。登れないながらに面白かった遊歩道岩トラバース(1級)に引き続き取り組もうというのがこの日の目的です。「マウンガ」でマットを借りたら脇目も振らずに直行すると幸いなことにこの日も誰もおらず、今回も遊歩道岩は我々の貸切になりました。

まずはアップで左9級、ついで中央7級、右7級と登ってからトラバース1級に取り組みましたが、この岩に着いたときにはまだ日陰だった(左の写真)ものがどんどん日当たりがよくなってあっという間に日照が遊歩道岩を包み(右の写真)、おかげで温暖な気候の中で心置きなくトライを重ねることができました。

そのためかどうか、前回は中央上部のホールドに右手をガストンで止めて身体を寄せるところまでしかできなかったものが、今回はその後に足を右→左と乗せかえて右手を右下に下ろし、右足を地面すれすれのフットホールドへ落とすところまでできるようになりました。しかし、その態勢から左手を寄せることができずにいるうちに、気温が上がりすぎたのか指先に滑りを感じるようになってしまい、しかも徐々に身体がへこたれてきてしまいます。残念ながら今日はここまで。前回に比べて着実に前身していることを励みに捲土重来を期することにしました。かつてマミ岩横断(2級)に熱意をもって取り組んだ時期がありましたが、そのときと同様に、たとえ無理目のグレードの課題でもこうして一手ずつムーブを読み解き身体の動きを自動化していく過程は楽しいものです。

遊歩道岩にいたのは10時15分頃から12時40分頃まででしたが、それでも自分もパイセンも積極的に打ち込んでそこそこお腹いっぱい。とは言っても何も収穫なしに帰るのもいかがなものかと近くの白狐岩と玄関岩に触ってみましたが、白狐岩トラバース(5級)は体幹がヨレていて身体を浮かせることができず、しからばと取り組んだ高さのある玄関岩直上(6級)も指先のぬめりが怖くて左の10級ラインから迂回する始末。なんとも締まらない終わり方で御岳渓谷を後にすることになりました。