日ノ出山

日程:2024/09/15

概要:御岳山ケーブルカー下からつづら折りの道を登り、武蔵御嶽神社に参拝してから日ノ出山へ移動して、つるつる温泉へ下山。

⏿ PCやタブレットなど、より広角の画面で見ると、GPSログに基づく山行の軌跡がこの位置に表示されます。

山頂:日ノ出山 902m

同行:エリー

山行寸描

▲日の出山からの展望。空気が澄んで、空が高かった。(2024/09/15撮影)

この週末は日月を使ってエリーと泊まり沢に行く予定だったのですが、先週の沢登りで私が負傷したためにこの計画はおじゃん。それでは北アルプスで1泊2日の縦走でもとプランを練り直したところ、今度は月曜日の天気が全国的に思わしくありません。このため遠出の山行は諦め、近郊の低山と温泉を組み合わせたお気軽ハイキングにすることにしました。

2024/09/15

△08:05 滝本駅 → △09:25-45 駒鳥売店 → △09:55-10:05 武蔵御嶽神社 → △10:45-11:00 日ノ出山 → △11:50 つるつる温泉

そんなわけで向かった先は青梅線の御嶽駅で、ここでエリーと合流して満員のバスで御岳山ケーブルカーの滝本駅を目指しました。

おずおずと「ケーブらないですか?」と聞くエリーと「ここは歩いて登るでしょう!」と強硬路線を主張する私。とんでもない猛暑の地・川越に住んでいるエリーはここでも汗だくになることを恐れたようですが、実際に歩いてみると意外に涼しく、気持ちよく高さを上げることができました。

道端には各種の花がひっそり咲いていましたが、エリーも私も花の名前に詳しくないのでその都度Google先生に質問し、そしてせっかく得られた回答を片っ端から忘れていきました。

神代欅の急坂を登り切れば神社は目の前ですが、登っている途中で我々の間にはある合意が生まれていました。

それは、参道のお店でのかき氷です。思ったより涼しいとは言ってもそれなりにほてって汗をかいた身体を、このかき氷は一気にクールダウンしてくれました。

この日の最初の目的地である武蔵御嶽神社に到着。お賽銭を納めて怪我の早期回復を祈ります。

さらに奥宮を遥拝してさらなる祈りを捧げましたが、果たして御利益は得られるでしょうか?ともあれ、神社を後にして少し道を戻ってからこの日の2番目の目的地である日の出山を目指しました。宿坊「山楽荘」の入口に佇む壮大なスケールの道標に沿って欧米方面への道に入ると、こちらにも先ほどとは違う種類の花が咲いていました。

しかし、エリーも私も花の名前に詳しくないので……(以下略)。

日の出山の山頂の東屋で小休止。この日は驚くほど空気が澄んでいて、彼方の高層ビル群やスカイツリーも見られましたし、右に目を転じれば大山や丹沢の山々が近く、見上げれば空はどこまでも高くてその青さが心に染みました。

一心不乱に蜜を吸う揚羽蝶、日本武尊伝説を伝える顎掛岩。日の出山には何度も登っていますが、この日最後の目的地であるつるつる温泉への下り道を歩くのはこれが初めてです。

最後は車道を駆け下ってつるつる温泉に到着し、ここで山行は終了です。pH10.1とアルカリ度高めの湯につかってお肌つるつるになってから、バスで武蔵五日市駅へと下りました。

しかし、これでこの日のイベントが終わったわけではありません。武蔵五日市駅近傍に着いたところでバスを降りて訪れたのは、エリーがセレクトしてくれた「do-mo kitchen CANVAS」です。

いただいたのは鮎ちょびパスタ⁠のランチセットにデザートとして紅茶のジュレアイス(しめて¥1,850)ですが、いずれも絶品。武蔵五日市にこんなにすてきな店があるとは、今の今まで知りませんでした。ここはまた来よう!