陣馬山〜高尾山

日程:2024/02/15

概要:陣馬山から高尾山までの低山縦走。下山後はFumotoyaからの極楽湯。

山頂:陣馬山 855m / 高尾山 599m

同行:---

山行寸描

▲いつ見ても凛々しい陣馬山頂の白馬。今年2回目の対面だが、今後も年内に何度か顔を合わせることになるだろう。(2024/02/15撮影)

2024/02/15

△10:25 陣馬高原下 → △11:30-12:00 陣馬山 → △14:05 小仏峠 → △15:05 高尾山 → △15:35 ケーブルカー高尾山駅

昨日は御岳渓谷でのボルダリングでしたが、あまりに運動量が少なかったので、今日は毎度の散歩コースである陣馬山から高尾山へと歩くことにしました。このコースは、いつもは逆方向で陣馬山からの下山後の山下屋さんでの蕎麦と酒とを楽しみにしていますが、あいにくこの日は山下屋さんがお休みなので終点を高尾山口にしました。

陣馬高原下を歩き出してシャッターが閉まっている山下屋の角を曲がったところから早くも雪が出始めましたが、山道を登っていくと陣馬山直下の北斜面にはそこそこ豊富に雪が残っています。ちょうど山頂から降りてきた登山者が滑りそうな下り斜面に「こわい〜」と言いながらそろそろと足を進めていましたが、その気持ち、よくわかりますよ。

いつもは老若男女で賑わっている陣馬山頂も、今日は平日とあって人の姿はまばら。地平線方向に薄雲が広がっていて富士山や南アルプスの姿は見えず、関東平野もぼんやりと霞んで見えました。

何はともあれ清水茶屋の超絶具沢山なけんちん汁で腹ごしらえ。これからの悪路の縦走に備えます。

陣馬山からの縦走路はところどころぬかるんでいましたが、歩きにくいというほどでもなく、順調に行程をこなして景信山に到着です。

道中、時折風が強く吹き付けて森の木々を揺らしていましたが、景信山から相模湖方面を眺めると二層になった雲がダイナミックな景観を作っていました。

小仏峠はきれいに乾いていましたが、小仏城山の先の展望台近くにはまた残雪。どういう基準で雪が残ったり残らなかったりしているのか今ひとつ判然としないままに、高尾山が近づいてきます。

この眺めをもって、この日の山歩きは実質終了。お疲れさまでした。

こちらも人影まばらな薬王院でお賽銭を納めてから、このところ高尾山からの下山で活用しているチェアリフトに向かいましたが、この日は整備中ということでチェアリフトは営業休止中。よって久々にケーブルカーに乗って下界へ向かいました。

下山後には高橋家さんに入るつもりでしたが、なんとこちらも休業日(2月は15日と22日、3月は14日と21日)だったので、しからばと前々から気になっていたFumotoyaさんに入りました。初めていただいたここのピザはすこぶる美味!これはクセになるかもしれません。すっかり満腹になってから極楽湯でぽかぽかに温まって、満ち足りた気分で帰路につきました。なんだかアフター山歩きの方が充実していたような気もしますが、たまにはこういうのもいいでしょう。昨日もアフターボルダリングの方が充実していましたが……。

それにしてもこの日の気温の高さは異常です。2月だというのに陣馬山への登りは長袖Tシャツ1枚でちょうどいいくらいで、風に乗って花粉が舞っていたのか、目に痒みを覚える場面もありました。このまま冬が終わってしまっては困るので、大陸からの寒気にはもう少しがんばってもらいたいものです。