御岳渓谷

日程:2022/03/05

概要:御岳渓谷でのボルダリング。すべり台、とけたソフトクリーム、丸こんにゃく岩、発電所エリアABで遊ぶ。

山頂:---

同行:パイセン

山行寸描

▲とけたソフトクリーム。若者たちに混ぜてもらってアンダー7級とその左の5級にトライ。(2022/03/05撮影)
▲マミ岩。右の7級をパイセンと私はまったく異なるムーブで抜けた。(2022/03/05撮影)

気をつけていたつもりでもコロナ陽性になってしまい、昨日まで自宅療養を余儀なくされていた私。やっと今日から自由の身です。向かった先は先々週末と同じく御岳渓谷、相方も同じくパイセンです。

嗚呼、やはり娑婆の空気はうまい……。

2022/03/05

△09:10-13:50 御岳渓谷

前回と同じく9時過ぎに御嶽駅のホームでパイセンと合流し、「マウンガ」でマットをレンタルしたら河原に向かいます。前回は右岸の岩を触って回りましたから、今回は左岸に集中することにしました。

まず取り付いたのは最も手近なすべり台です。ウォームアップで10級を登って岩の降り方を確認してから、すべり台に正面から乗り上がる6級を登り、さらにトラバース3級にもタッチ。3級の方は可能性を探っただけで終わり、続いて近くのオーストラリア岩に触ってみましたが食指が動かなかったのでこれには手を付けることなく、とけたソフトクリームに転進しました。

この岩でのマストはアンダー7級ですが、あまりに久しぶりで登り方を忘れているので新鮮な気持ちでトライでき、一緒に登った若者たちと共にムーブを解明して最後には気持ちよくTO。その後は左隣の5級に繰り返し取り付いてある程度いい感触を得たものの、クリアには至りませんでした。

上流に移動して丸こんにゃく岩。これに触るのは13年ぶりです。手始めに右端のカンテ10級を片付けてからその左側の7級に取り付きましたが、ここでパイセンは左足を先に上げて左手プッシュで立ち上がり上のリップをとるムーブを開発したのに対し、私は試行錯誤の末に右足を上げておいて両手横引きガバカチで身体を引き上げ左足をスメア、その態勢から左手で右のカンテをとっていったん安定させた後に上のリップを取りに行くという手順になりました。洗練されてはいませんが、これはこれで私の今の身体能力にマッチした手順で、図らずも個性の違いが異なるムーブを生み出す面白い事例となりました。

最後に少し上流の発電所エリアAB(黒本による)に移動して何本か触ったところで終了としました。まだ早い時刻ですが、すでに身体がよれてきていることもあり切り上げるにはいいタイミングだったと思います。

この日の御岳渓谷はぽかぽか陽気で、昼ごろには暑さすら感じられるほど。のどかな景色の中で穏やかな半日を過ごすことができましたが、これからは花粉が飛散する時期に入るので、御岳ボルダリングはしばらくお休みになる見込みです。