塾長の山行記録
climb.juqcho.jp

塾長の山行記録

御岳渓谷

日程:2022/02/19

概要:御岳渓谷でのボルダリング。デラシネボルダー、マミ岩、トラヴァースボルダーで遊ぶ。

山頂:---

同行:パイセン

山行寸描

▲デラシネボルダー。正面左寄りの凹角直上(8級)が、パイセンの外ボル初TOになった。(2022/02/19撮影)
▲マミ岩。若者たちに混ぜてもらって右3級にトライ。(2022/02/19撮影)

2022/02/19

△09:10-13:30 御岳渓谷

パンが食べられなければケーキを食べればいいように、アイスやアルパインに行けないのならボルダリングをすればよいのだ……と意味不明な思考経路でジム仲間のパイセンと共に向かったのは御岳渓谷。最後にここでボルダリングをしたのは2017年1月ですから相当久しぶりです。外ボルが初めてというパイセンを最初に案内したのは定石通りデラシネボルダーで、その後マミ岩、トラバースボルダーに触りながら定番の忍者返しも見学しました。

マウンガでレンタルしたマット(2枚2,000円)を背負って渓谷に降りたところ、左岸から右岸に渡る橋は閉鎖されていました。構造物自体がなくなっていますから相当前に橋が取り外されたのだと思いますが、時の流れというのは残酷なものだな……。仕方なく車道に登り返して右岸に下ったところ、橋脚周辺の染み出しがつららになっていました。しかし気温自体は思ったほど低くなく、寒さで登れないということはなさそうです。

まずはデラシネボルダーで、凹角8級がパイセンにとっては初めてのボルダートップアウト。その後ハング6級、トラバース4級をこなして右のハング4級にも触りましたが、これはNGでした。

続いてマミ岩に移動し、先にここでマットを広げていた若者パーティーに混ぜてもらいました(ありがとう!)。まずは左から中央へ抜ける6級と中央直上の4級をゲット。ここではかつてがんばってゲットした右の3級にも触ってみましたが、左の甘いホールドに耐えて乗り込んでから左手をその上のキーホールドに移すところができず。若者たちやパイセンと共にああでもないこうでもないと言いながらムーブを探しましたが、やがて若者の1人は私とは異なる足置きを使って離陸してからそつなく右上へ抜けていきました。若いって素晴らしいなぁ。

しばらく粘った後に「今日はこのくらいにしておいてやろう」と毎度の捨て台詞を吐いた我々は、いったん荷物をそのままにして忍者返しの岩を見物しました。この時期なら岩の前はこれでもかというほどにマットが敷き詰められているだろうと思っていたのですが、実際には閑古鳥が鳴いており数名がたむろしているだけ。その中の1人がトライしていたのは「忍者返し」の下からSDスタートで右上する「亀返し」(初段)でしょうか?意外な閑散さに驚きましたが、これが2018年のクリスマスにこの岩を襲ったチッピング騒ぎの影響でなければよいのですが。

最後はトラヴァースボルダーで、パート毎に触っては手の痛さを痛感し、早い時刻ではありましたが十分満足して帰路に就きました。楽しい半日でしたが、帰り道に見下ろした「いもうとや」が閉店したいたのも残念です。かつて足繁く通った御岳渓谷も、しばらく見ぬ間にどんどん寂れていっているような気がして諸行無常を感じました。


かつて登れていた課題が登れなくなっているのはボルダーでは往々にしてあることだろうと思いますが、ここで「登れなくても岩に触れて楽しかった♪」などと言ってしまったら人として終わりです。登れなければやはり悔しがるのが当たり前だし、それを新たな糧として日常のトレーニングにつなげなければなりません。そういう意味で、よいモチベーションの源泉を得られた半日でした。

ホーム前の記事次の記事