筑波山
日程:2016/02/07
概要:職場の先輩・同僚と雲橋コースから女体山に登り、ついでに男体山にも登頂。下りはケーブルカー。
山頂:筑波山 877m
同行:ADさん / SZさん
山行寸描
前回筑波山に登ったのは2014年5月のことですが、そのときの同行者であるADさん・SZさんの求めに応じて冬の筑波山に登ることにしました。冬と言っても1000mにも満たない山だから大したことはあるまいとたかをくくっていたのですが、ちょうどこの日の未明に降った雪のおかげでそこそこ雪山気分を味わうことができました。
2016/02/07
△09:40 筑波山神社 → △11:50 弁慶七戻 → △12:35-45 女体山 → △12:55-13:25 御幸ヶ原 → △13:35-45 女体山 → △13:50-14:20 御幸ヶ原
登りの道は、前回と同じく筑波山神社から白雲橋コースにとりました。登山口付近から見上げる山頂周辺には快晴の青空を背景に樹氷らしき白いものが見えていて気分が盛り上がり、しばらく登り続けるうちに登山道も雪が覆うようになってきました。しばらく運動らしい運動をしていないというADさんは最初のうちは息が上がり気味で、それでも弁慶茶屋跡で大休止してからはそれなりにいいペースになってきましたが、この弁慶茶屋跡から先はところどころ道が凍りつき軽アイゼンが必要になりました。
特に女体山頂直下の日陰の坂道は樹氷の下ではっきりと道が凍りつき、高校生たちがへっぴり腰で下るのとすれ違って怖いほど。それでも無事に山頂に着けば前方やや左手には霞ヶ浦、真正面の遠くには東京湾と高層ビル群、そしてスカイツリーを見ることもできました。
御幸ヶ原に下り着いて軽アイゼンを外して茶店で休憩することにし、ビールで乾杯の後に私はもつ煮込み定食、残るお二人はラーメン。この日はロープウェイはメンテナンスのために休業中でしたが、ケーブルカーは普通に動いていたので文明の利器の力を借りて下山することにしました。そうとなれば時間にゆとりがあるので、私一人で目の前にそびえる男体山に登りました。御幸ヶ原から見上げればそこそこ高さのあるピークも、実際に歩いてみるとあっという間に山頂に着き、樹氷の中の祠や、近いようで遠い女体山の祠を眺めることができました。
下山したところで現地のホテル青木屋で入浴したのですが、そのロビーにあったポスターは凍った袋田の滝を前面に出した「気になるイバラキ」。よくよく見ると、氷に取り付いているアイスクライマーの姿が写っていました。わざと入れたのか、カメラマンが気付かなかったのか……。
ともあれ、この日の山行は山ノボラー的には少々物足りないものがありますが、手頃な標高差と抜群の展望、それに万葉の時代からの由緒正しき筑波山をこの季節に堪能することができて自分としても楽しめました。ADさんもSZさんもお疲れ様でした。
しかしこの日のメインイベントは実は、この後につくばエキスプレスで南流山に移動しての飲み会でありました。