富士山
日程:2014/07/12-13
概要:恒例のトレーニング山行として富士山へ。初日は富士スバルライン五合目から吉田口頂上経由お鉢巡りの後に吉田口五合目の佐藤小屋に下って泊まり、2日目は吉田口頂上往復でそのまま富士スバルライン五合目へ下山。
山頂:剣ヶ峰 3776m
同行:---
山行寸描
2014/07/12
△09:45 富士スバルライン五合目 → △13:30-45 吉田口頂上 → △14:25-30 剣ヶ峰 → △15:05 吉田口頂上 → △16:35 佐藤小屋
朝6時40分新宿発のバスで富士スバルライン五合目に到着。山頂方向は雲に覆われていますが、気にせず出発することにしました。
登山道に入る手前で協力金1,000円を払うと、バッジと携帯トイレをくれました。山頂のトイレがまだ開いていないからという説明でしたが、使う・使わないは別としてありがたいことです。
六合目はガスの中。何度も歩いている道ではありますが、綺麗なルート案内板があれば仔細に見たくなるのは山屋のサガというものです。そして、二合目の御室浅間神社周辺が富士河口湖町の飛び地(周囲を大きく取り巻いているのは富士吉田市)となっていることをここで学習しました。
息が上がらない程度にゆっくりとした歩調で高度を上げるにつれ、幸いなことに空が青くなってきました。
九合目の鳥居からは吉田口頂上が間近に見えています。
山頂の山小屋はまだオープンしていません。暫く休憩してから反時計回りでお鉢巡りにかかりましたが、やはり標高の高さ=酸素の薄さはそれなりに効いていて胸苦しさを感じます。
剣ヶ峰直下の雪の斜面では念のため軽アイゼンを出しましたが、この時間では雪が柔らかくてしっかり蹴り込めるのでアイゼンは不要だったようです。そして待望の山頂では、普段あまり自分の記念写真を撮らない私ですがここくらいは撮っておいてもよいだろうと周囲の登山者にiPhoneを渡しました。
記念撮影を終えたらお鉢巡り続行です。
こちら側から見下ろせる火口の中の雪の多さには驚きます。そして少し歩いたところにある浅間大社もまだ閉まったままでした。本当はリュックサックに付けている御守りを交換したかったのですが、これは次回にお預けです。
そして吉田口頂上に戻り、すぐに下山にかかりました。
長い下りの末に、今宵の宿となる佐藤小屋に着きました。夕食はカレーとサラダ。2011年にここに泊まったときはもう少し豪勢だったような気がするのですが……。
2014/07/13
△04:30 佐藤小屋 → △07:55-08:00 吉田口頂上 → △10:25 富士スバルライン五合目
のんびり4時に起床し、持参したパンを食べてから出発です。
この日は昨日とは逆で、登り始めの頃は山頂が見えていたのですが、徐々に上から雲が降りてきました。それでも八合目あたりではまだ山中湖方面の展望が開けていてよい眺めだったのですが……。
八合目太子館の壁に掛けられた温度計は気温5度。そして九合目の鳥居はすっかりガスに覆われていました。
山頂ははっきりと雨模様です。この日もお鉢巡りをするつもりでしたが、この天気ではつらいだけ。さっさと下ることにしました。
やはり頂上部だけが雨雲に覆われていたようで、八合目から下では展望が開けています。
六合目まで降りてみると、山頂の雲がどんどん高度を下げて来ているのがわかりました。しかしどうにか下界では降られることなく富士スバルライン五合目に到着して、今回のトレーニングを終了しました。