御岳渓谷
ハイライトシーン



2009/11/03
■09:15-11:15 御岳渓谷
この日は昼からうっちゃまん女史、ありか先生ほかの面々と御岳渓谷散策の予定。そこで時間の制約はあるものの、朝の内に御岳渓谷でのボルダリングへ行くことにしました。新宿からホリデー快速奥多摩1号に乗って御嶽駅に降りたのは、私のほかにオグと奥さんのマユミさん。オグは外岩でのボルダリングは初めてだし、私もかなりの久しぶり。そこで、まずは初級課題が揃っているデラシネ・ボルダーへ向かいました。
幸いデラシネ・ボルダーには人がおらず、早速正面左の8級課題でウォームアップ……のつもりだったのですが、前夜の雨のせいでホールドに水がたまっている状態で、何ともイヤな感じ。それでも8級、ハング6級、トラバース4級(トラバース部分のみ)といずれも一撃してみせてオグの番。前回の沢登りの後、心を入れ替えて体重コントロールを続けているというオグは、水のたまった8級には少々てこずったものの、トップアウト。さらに後から来た若者二人組にアドバイスを受けつつトラバースの方も何度目かに成功したので、「そのまま上へ抜けちゃえ!」と激励しましたが、濡れたホールドに嫌気がさして完登ならず。ああ、もったいない。ちなみにこの間、マユミさんの方は私が貸した防寒帽をかぶりツェルトもまとった完全武装で室町時代の僧侶のような格好になって、読書タイムでした。
そんなところへ10人はいそうな団体がやってきたので、我々は蹴散らされるように移動(礼儀正しい人たちでした。為念)。日が当たって暖かそうな左岸に渡って、丸こんにゃく岩に取り付くことにしました。ここでも若者二人組とラインをシェアして、カンテ10級、その隣の7級を登りましたが、オグは7級の方は身体を引き上げられず、さらに上流に移動して別の岩(黒本発電所エリアA)に取り付いたのですが、カンテ7級にトライしているところで時間切れ。そそくさと片付けを済ませて、マユミさんにもちょっとは岩を触ってもらおうと手近の岩のつるりとした10級を登ってもらってから、一路「いもうとや」へ……。
こんな具合に短時間で物足りない内容ではありましたが、久しぶりの御岳渓谷のボルダリングは(ぽかぽか陽気のせいもあって)楽しいものでした。これからの季節、少なくとも月一くらいのペースでは足を運ぼうと思っています。