塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

陣馬山〜高尾山

日程:2008/09/23

概要:陣馬山から高尾山までの低山縦走。さらに高尾山ビアマウントへ継続。

山頂:陣馬山 855m / 高尾山 599m

同行:ハルク / てっしー / シュンジ

山行寸描

▲陣馬山。空の高さは、すっかり秋。(2008/09/23撮影)
▲高尾山。おせーなー、とハルクを待つてっしー&シュンジ。(2008/09/23撮影)
▲ビアマウント。さようなら、また来年。(2008/09/23撮影)

2008/09/23

△11:55 陣馬高原下 → △12:50-13:10 陣馬山 → △14:25 小仏峠 → △15:30-40 高尾山 → △16:55-18:40 高尾山ビアマウント

直前に現場監督氏から「よければ鷹ノ巣A沢へ行かない?」と誘われましたが、残念ながら「23日はラン友と奥高尾縦走路のトレイルランからビアマウントへの継続登攀」と回答。今回は知人ハルク氏のリクエストで、ハセツネの前の足慣らしとして何度か走っている奥高尾(陣馬山から高尾山まで)を縦走します。今年私は異常人気のハセツネには出場しませんが、なぜかこれまで2時間を切れずにいるハルクは内心期するものがあるらしく、ぜひ歩きたいという申し出を受けたものです。同行するのはハルクの友人のシュンジ、それにラン&クライミング仲間のてっしー。

お彼岸の墓参客でごったがえす高尾駅で待ち合わせて、バスで約1時間で陣馬高原下に到着。一人ランニングタイツを穿いたハルクは、和田峠に続く車道の途中から陣馬山へダイレクトに向かう急な山道に入った途端、先頭を切って猛然と登り始めました。凄い気合だ!しかし、ちょっと速過ぎるんじゃないか?

息が上がりそうになりながら、なんとか陣馬山の頂に到着。暑からず寒からずの快適な山頂の白馬の頭上には秋めいた青空が広がり、西の方には富士山も顔を見せています。売店で私はおでん、ハルクとてっしーはかき氷を注文したところが、季節の変わり目を如実に示しています。ここからいよいよランの開始で、まずは私が先頭に立ちとっとと走り始めたのですが、しばらく走ったところで振り返ると、なぜかハルクの姿が見えません。「おかしいな」と思いながら残る3人でしばらく待っていると、「膝が……」と言いながらハルクがのろのろと歩いてやってきました。だから陣馬山の登りのときに「速え〜よ!」と注意したのに。

30分交代で先頭を変わりながら、基本的に巻けるところは全部巻いて縦走路を進みましたが、ハルクはそのうち内腿の筋肉もいためてしまい、ランは無理になってしまいました。しょうがないなあ、まあこうなったらじたばたしても仕方ありません。のんびり行きますか。

それでも最後の階段でせこくフェイントをかけながらトップ争いを演じたりしつつ、無事に高尾山頂に到着しました。ここまでの縦走路でもハイカーやランナーの姿を頻繁に見掛けましたが、山頂はさらに凄い賑わい。さすがはミシュラン効果、外国人の姿もちらほらと見受けられますが、彼らは本当に高尾山に満足しているのでしょうか?かえってミシュランの評判を落としはしないかと、人ごとながら心配です。

この日のメインイベント=高尾山ビアマウントは、土日祝日は14時半開場。我々が到着した16時すぎには1時間待ちの状態になっていて、これだけを楽しみに縦走してきた我々は「そんな殺生な!」とブーイングをしましたが、ともあれ順番を待つしかありません。幸い16時半には入れ替えでどんどん人が出てきたために思ったより早く入場できて、ハイネケンガールはいないけれどハイネケンビールで乾杯しました。

この日は珍しく餅搗きが行われていて、希望するお客も餅を搗くことができますし、もちろん搗きたての餅はその場で振る舞われて、我々もおいしくいただきました。そんな中、飲料コーナーのカウンター奥に見覚えのあるお姉さんの顔を発見。この母性的なまでにふくよかな店員さんは、我らが安曇潤平先生がいたく気に入った彼女では?ということは私のお気に入りのサイトウさんも……ときょろきょろしましたが、残念ながら高尾山ビアマウントはそこまで気配りのきいた要員計画を持ち合わせていた訳ではなかったようです。