天王岩
山行寸描
2008/06/15
△08:40-13:00 下の岩場 → △13:00-16:00 上の岩場
現場監督氏からの招集を受けて、現場監督氏・ムラタ氏・私の3人で天王岩へ。この岩場は私にとっては2度目、かつずいぶん久しぶりです。
バスを降りてまずは下の岩場へ。アップで登ろうということで、5.9の「つゆしらず」にムラタ氏が登りました。以下、下の岩場で触ったルート。
- 「つゆしらず」(5.9):右に左に逃げ回るようなラインどりになりましたが、なんとかFL。
- 「春雷」(5.9):TRで。ボルトラインを左から回り込むように登ったら体感5.7になってしまいました。これも山屋の本能?
- 「ダブルハッカー」(5.10b):同じくTR。出だしの垂壁に手も足も出ず、左からショートカットした上にA0までかましてとにかくTO。早くも指が痛くなってきました。
- 「ノーリー」(5.10b/c):またまたTR。途中の縦ホールドがうまくとれずあえなく退却。ただ、こちらの方が「ダブルハッカー」よりは見込みありそう(下部だけなら)。
- ここでだいぶ混んできたので、上の岩場へ移動しました。
- 「蝉時雨」(5.10b):これまたTR。かっちりしているものの細かい右手のホールドに耐えられず、3手しか進みませんでした。
- 「コーナークラック」(5.7):クラックジョイが空くのを待つ間にムラタ氏にお願いして、NPの練習のためにロープを張ってもらいTRで。登るだけならしっかりしたクラックを横に引いて身体を引き上げられますが、身体を安定させ、カムを選び、セットし、テストして……といった手順を加えるのはかなり大変だと感じました。しかし、いい練習になりました。
最後はムラタ氏が「クラックジョイ」(5.9)をOS。易し過ぎてムラタ氏には不満だったようですが、なぜか今日ヘタレな一日を過ごした現場監督氏は「次回に回します……」と謙虚な態度に出て、ここで本日のセッションを終了しました。