阿蘇山
山行寸描
1989/03/25
△12:00 火口西 → △13:10 中岳 → △13:25-40 高岳 → △14:50 火口原東
バスを降り立った火口西を含む頂上部は雲の中にすっぽり入っているため、灰色のガスで視界ゼロ。黒砂漠の砂千里ヶ浜の横断途中でかろうじて先が見えるようになりました。

しかし、中岳山頂に着いても展望らしい展望はなくガスと寒風のみ。斜面にへばりついている草が白く凍っていました。

阿蘇山最高峰の高岳でも相変わらず展望はまったくなし。一人ぼっちの山頂でセルフで記念撮影をしてからしばらく晴れ間を待ちましたが、寒さに負けて下山を開始しました。

最初砂礫、途中から岩稜の尾根の急降下で膝を傷めましたが、仙酔尾根を半分ほど下るとようやく雲の下に出て、火口原の風景が広がるさまを眺めることができました。火口原東に下り着き、翌日の久住山登山のためにバスで大分県を目指しました。
◎「久住山」へ続く。