久住山
ハイライトシーン



→「阿蘇山」からの続き。
1989/03/26
■06:20 コスモス荘
長者原ちょうじゃばるの国民宿舎コスモス荘が今日の起点。登山口からは三俣山の姿が立派です。緩やかな斜面の道を徐々に高度を上げ、山懐に入るにつれて活火山らしく蒸気噴出が眺められました。
■07:40 すがもり越
岩室の前の道には、雪がうっすら貼り付いていました。ここから荒涼とした地形が続き、斜面には時折り硫黄の色や匂いが混じります。
■08:20 久住分れ
高曇りの空の下に、阿蘇五岳もかろうじて見えました。
■08:40-09:00 久住山
形の良い主峰の山頂からは、北に由布岳、南に祖母山と傾山、阿蘇山が見えています。それら遠くの山々の展望以上に、この久住山群自体の複雑な地形の連なりが面白い眺めでした。ここから中岳を目指しましたが、途中の空池と御池のコントラストも不思議です。低い位置にある空池(火口跡)には水がなく、高い位置にある御池には水が満々と湛えられているのです。
■09:45-55 中岳
九州本島の最高峰。狭い山頂から山群の全てが見渡せました。見下ろす坊ガツルも美しく、ここはゆっくり時間をかけてあの峰この原を訪ね歩きたいところです。
■10:15 久住分れ ■11:10-15 沓掛山 ■11:35 牧ノ戸峠
西千里からの久住山は特に絵になります。しかし足元の草原は観光客に踏みしだかれており、いずれ木道を設置しなければ丸裸になってしまうのではないかと危惧されました。