硫黄岳〜横岳〜赤岳

日程:1987/06/28-29

概要:赤岳鉱泉から硫黄岳に登り、横岳を経て主峰・赤岳山頂泊。地蔵尾根から下山。

山頂:硫黄岳 2760m / 横岳 2835m / 赤岳 2899m

同行:---

山行寸描

▲主峰・赤岳。ここには、その後何度も登頂することになった。(1987/06/28撮影)

1987/06/28

△06:40 美濃戸口 → △07:40-50 美濃戸山荘 → △09:30-45 赤岳鉱泉 → △11:30-40 硫黄岳 → △11:55-12:20 硫黄岳石室 → △13:00 横岳 → △15:05 赤岳頂上小屋

沢沿いの道を歩くうちにガスが生じましたが、赤岳鉱泉から硫黄岳への登りの途中で赤岳から阿弥陀岳の展望が開けました。しかし稜線に出る頃には再び視界が閉ざされ、広々とした硫黄岳山頂ではガスに巻かれて何も見えません。横岳方面に下って鞍部の硫黄岳石室でラーメンを注文。この辺りはお花畑になっていました。

横岳手前の鎖場にちょっと緊張しましたが、霧で下が見えないのが幸いして無事に通過できました。

赤岳石室から一直線の登りで着いた山頂からは権現岳や編笠山までは見えましたが、南アルプスは雲間に隠れていました。それでも夕方には、かろうじて富士山と奥秩父が顔を覗かせました。

1987/06/29

△06:10 赤岳頂上小屋 → △06:45 地蔵尾根分岐 → △07:20 行者小屋 → △08:40-09:35 美濃戸山荘 → △10:10 美濃戸口

翌朝は雨音で目が覚めました。阿弥陀岳から御小屋尾根を下る予定でしたが、他の宿泊者とも意見交換し、地蔵尾根を下ることにしました。しかし雨中の赤岳〜地蔵尾根の下りは岩場初心者にとっては気持ちの良いものではなく、赤岳からの下りでは後ろ向きになってしまって「大丈夫ですか?」と声を掛けられ、地蔵尾根のはしごの下りにも緊張しました。