宝剣岳・木曽駒ヶ岳
日程:1987/08/01-02
概要:ロープウェイで2,600mの千畳敷に上がり、乗越浄土から稜線に登って宝剣岳と中岳をピストン。天狗荘に泊まった翌日は主峰・木曽駒ヶ岳から濃ヶ池・駒飼ノ池の周遊コースを巡り、さらに伊那前岳を往復して千畳敷に戻る忙しいプラン。
山頂:木曽駒ヶ岳2,956m
同行:マルヨさん
ハイライトシーン


1987/08/01
◎12:50 千畳敷 ◎13:55 乗越浄土 ◎14:10-25 天狗荘 ◎14:50 宝剣岳 ◎15:35 中岳 ◎16:05 天狗荘
チングルマ、シナノキンバイが花盛りの有名なカールを抜けて、乗越浄土を目指してがらがらの道を登りました。
マルヨさんを下に残し、鎖を伝って登った宝剣岳の山頂は狭く、あいにくのガスで展望はありませんでした。天狗荘は意外にすいており、一部屋を二人で占領することができました。
1987/08/02
◎06:15 天狗荘 ◎06:50-07:20 木曽駒ヶ岳 ◎08:20-50 濃ヶ池 ◎09:30 駒飼ノ池 ◎10:00-10 宝剣山荘 ◎10:20 伊那前岳 ◎10:30 勒銘石 ◎10:55-11:00 宝剣山荘 ◎11:50 千畳敷山荘
早朝、中岳まで行って御来光を仰いでから小屋に戻り、朝食後に木曽駒ヶ岳を目指して出発。中岳の左を巻く道は西側がすっぱり切れ落ちておりスリリングでした。
木曽駒ヶ岳の山頂から見る真っ白な雲海の上の大展望には心底感動しました。北には槍・穂、乗鞍岳、御嶽山が大きく、東は南アルプス、南に宝剣岳・空木岳。
岩とハイマツと花の尾根を下ると静かな空中庭園の濃ヶ池。しかし、そのままトラバースして着いた駒飼ノ池はほとんど涸れてしまっていました。駒飼ノ池から稜線までの登りでマルヨさんはすっかりバテバテ。やっとの思いで辿り着いた涼しい宝剣山荘にマルヨさんを休ませて、一人で伊那前岳を往復しました。
勒銘石からの木曽駒ヶ岳は、すっきりした姿をしています。いかにも夏山の雰囲気を満喫してから宝剣山荘に戻り、マルヨさんをピックアップして下山しました。