岩根山荘アイスツリー
日程:2020/01/18-19
概要:長野県川上村の岩根山荘に設置された人工氷瀑=アイスツリーを用いたアイスクライミング講習会。
山頂:---
同行:ジャパン・アルパイン・ガイド組合
山行寸描
ジャパン・アルパイン・ガイド組合(JAGU)のガイド陣が講師を務める岩根山荘主催の岩根アイスツリー・アイスクライミング講習会も今回が11回目。5年ぶりに参加することにしたものの、暖冬の影響で直前までアイスツリーが思うように凍らず関係者も参加者もやきもきしましたが、どうにかそこそこのコンディションで練習することができました。
2020/01/18
△11:30- 岩根山荘
公共交通機関と送迎バスを乗り継いで岩根山荘に入ったのは11時半。今回の参加者の中にはジム仲間のヤマダ氏やヨーコさんの顔見知りのキョーコさん、それにバスの中でばったり会ったひろみさんもいます。
この日は終日雪が降りしきる中、午後いっぱい登り続けました。やはり氷が薄いため、最上部の1mほどは使えず、その手前まで登って終了という登り方になります。私の属する班の担当ガイドである庭野ガイドからは、アックスを打ち込むときのスナップをより強く利かせることと、レストの際にビレイヤーの方を向くようにして腕を下ろすことの二点の指摘を受けました。
おいしい夕食をいただいた後は、恒例の懇親会です。かつては奥穂高山荘の宮田八郎氏の映像作品が披露されたりしたものですが、宮田氏は今は亡く、ガイド一人一人のプロフィール紹介の後はただちに豪華景品を賭けたビンゴ大会へ突入しました。あらかじめオブザベーションして目星をつけておいた賞品を獲得すべく気合をこめて臨んだ結果、幸運にもミレーのリュックサックTrilogy35をゲットすることができました。定価で25,000円相当の品ですから、この講習会の参加費用28,000円のかなりの部分を回収できたことになります。ありがたいことです。
2018/01/19
△-16:00 岩根山荘
明けて2日目は、前日とは打って変わっての快晴です。
氷ばかりではなく、コンパネ打ちやドライツーリングの壁も登りましたが、これらは前腕を消耗します。
そんなときには甘酒をいただいたり、老犬に癒してもらったり。その後も時間の許す限り氷を登り込んで、15時前に講習会終了となりました。
(c)岩根山荘
まだまだ本数的には足りない気もするものの、肩を傷めている現状ではちょうどよい練習量だったかもしれません。おかげで翌週末の韓国遠征に向けてよいトレーニングができました。ありがとうございました。