塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

小川山の岩場

日程:2019/10/05-06

概要:小川山の岩場でのクライミング。ストリームサイドエリアでスポートルート。参加者の皆さんに、私の還暦のお祝いをしていただきました。

山頂:---

同行:さとし&よっこ夫妻 / リントミ夫妻 / セキネ夫妻 / チオちゃん&ソータさん / ハマちゃん / カンキさん / トモミさん

2019/10/05

△11:40- 廻り目平

よっこさんの招集で、かつてのボルダリングジム仲間が小川山に集結。私はチオちゃんの車に乗せてもらいましたが、圏央道から中央自動車道に合流するポイントでの渋滞にハマって2時間以上の遅刻となり、ほぼお昼頃に廻り目平に到着しました。そして連絡を受けていた幕営地点に到着してみると、そこにはおなじみのさとし&よっこ夫妻やセキネ夫妻のほか、懐かしい顔また顔。私だけでなく、あちこちで「久しぶり〜」のやりとりが交わされていました。

遅れた我々がテントを張り終え、軽く昼食もとった後で「どこを登ろう」という話になりましたが、外岩での紐が初めてというソータさんやセキネくんの奥さんに(ついでに言えば私にも)フレンドリーなルートがあってなおかつ近いところ、ということで最初に選んだのは「リバーサイド」でした。しかし、西股沢を渡渉して「リバーサイド」に着いてみると、先客がいる上に岩はびしょ濡れ。ちょっとこれはねー、ということになり、次に向かったのが西股沢の下流にある「ストリームサイドエリア」です。ここにはほぼ1年前に行っており、他にも経験済みのメンバーもいたのですが、皆そこへの行き方がよくわかりません。

「このへんか?」と当たりを付けて渡渉しては「もっと下流だ」ということを繰り返すうちに、岩を登ることよりも岩場に辿り着くこと自体が目的と化した感がありましたが、GPSの力も借りてどうにか見覚えのある岩壁の下に着くことができました。

ストリームサイドエリア

ここしばらくほとんど岩に触っていなかったというハマちゃんが苔だらけの「ブリジット(5.9+)」にハマる様子を横目で見ながら、皆で1段目の岩場に散開して適宜登りました。ソータさんやセキネくんの奥さんもTRで易しめの課題に取り付いていましたが、それぞれのパートナーであるチオちゃんやセキネくんの親身の指導を受けていた様子。

それぞれに目についた課題にトライし、あるいは上段の岩場にも足を伸ばす中、私は前回登ったときに易しいと感じた「鴇草ときそう(5.10c)」をRPすべく取り付いたのですが、左壁の濡れ具合がどうにも気に入らず身体を引き上げることができません。あれれ、こんなはずでは……と思ったものの結局断念することになりました。あぁ、恥ずかしい。

一方、登れるクライマーズが集中して手をつけていたのは「松虫草(5.11a)」です。最初にリンタロウさんがOS。次にサトシ、おトミ、よっこの順で次々にRP。みんなすごいなぁ。

16時半を回ったところで撤収にかかり、帰路に各自抱えきれないほどの薪を拾ってテントへと戻ってからのBBQが今回のメインイベントで、実はよっこさんの呼び掛けで私の還暦祝いをして下さることになっていたのでした。

たくさんのお酒、豊富な食材。そして記念のプレゼントは「かんれきだもの」と相田みつを風のプリントがされた赤いソックスと、赤いちゃんちゃんこならぬ赤いダウンベスト(もちろんモンベル製)。右胸には「juqcho」の刺繍まで入っています。これはうれしい。皆さん、ありがとう!

プレゼントの授与式が終わった後は、夜22時まで食べて飲んでおしゃべりしての時間をゆったりと楽しみました。

2019/10/06

△-07:00 廻り目平

朝、6時に起床して焚火に着火。見れば空きボトルの数が、昨夜の宴の様子を雄弁に物語っていました。

この日はたっぷり時間をかけて久しぶりの小川山を楽しみたいところでしたが、あいにく私は昼に東京で所用があるために早朝のうちに小川山を辞すことになっています。

そんなわけで、記念に皆さんとの集合写真を撮り、セキネくんに川端下のバス停まで車で送ってもらって、短くも楽しかった小川山廻り目平滞在を終えました。皆さん、本当にありがとうございました。このBBQナイトは掛け値なしに人生最良の一夜でした。