塾長の山行記録
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塾長の山行記録

広沢寺弁天岩

日程:2001/05/19

概要:岩登りのゲレンデ・広沢寺弁天岩で岩登り講習会に参加。

山頂:---

同行:黒澤敏弘ガイド

山行寸描

▲のどかな弁天岩の風景。我々が練習を始めたころは少なかったが、徐々に人が増えてきた。(2001/05/19撮影)
▲弁天岩全景。右寄りのラインが一般左ルート。(2001/05/19撮影)

2001/05/19

△09:40-14:50 広沢寺弁天岩

久しぶりの広沢寺は気温が上がって暑いかと思いましたが、意外に涼しい風が吹いていて快適でした。実は本当に久しぶりというわけではなく4月21日にも来たのですが、セカンドで2本登ったところで雨のため中止・撤退したのでこれはノーカウントとしての捲土重来です。今日は年配のS氏と若いS氏、それに私を加えた3人の常連を『猫の森』の黒澤ガイドが1人で面倒を見ることになりました。

まず、クライミングシューズが初めてという若いS氏をベテランのS氏と組み合わせて、易しいルートで練習をしてもらっている間に、黒澤ガイドと私は弁天岩のど真ん中を登る一般左ルート(IV+)を登ります。下の方のテラスで1回ピッチを切って、まず黒澤ガイドがリード・私がセカンドで上まで登ってから懸垂下降。ついで休む間もなくテラスまで黒澤ガイド、そこから終了点まで私というつるべで登りました。広沢寺には既に何度も通っていますが、実はリードで登るのは初めて。しかしここは手掛かり足掛かりに困らない初級のルートで、しかも次にクリップする場所を確認しながら足さばきを考えつつ登っていると恐いと思う暇もありませんでした。終了点にセルフビレイをとって黒澤ガイドを迎えましたが、ロープをたぐり上げる動作がセカンドの登るスピードに追い付かず、黒澤ガイドはロープをずるずる引きずりながら登ってきました。

昼食後、今度は私と若いS氏の組み合わせでTRで最左端ルート(IV+)を登りました。まず私のビレイでS氏に登ってもらってから、今度は私。ここではTRでもあり登るスピードを意識しながら登りましたが、我ながら会心の登りとなりました。そうこうしているうちに長いルートを登っていた黒澤ガイドと年配のS氏が合流してきて、今度は年配のS氏と私の組み合わせで左凹角ルート(V)にTRでトライ。これはいかにもフリークライミングらしいルートで、核心部は出だしの5mの小コーナーなので、ここを越えたら適当なところでロワーダウンしてしまうことになります。最初に黒澤ガイドが模範を示してくれましたが、一歩目の右足に乗り込むところがバランスが難しくてどうしてもうまくいきません。その上は細かいホールドを拾って、傾斜が変わる直前のホールドに体を持ち上げるところがもう一つの核心部となります。

出だしのところをS氏は強力な指の力を駆使してポケットで支えながらうまく体を引き上げられるのですが、私は何度かトライしたあげく、限定解除して左の足場を使い大きく両足のつっぱりで上がってしまいました。その先のもう一つの核心部はさんざん迷った末に、フレークに右横から手をかけて左に体を倒すレイバックで解決しました。ひと通りこのルートで練習していたところへ戻ってきた黒澤ガイドと若いS氏にもう一度登った私がこのレイバックを見せると「なんだかかっこいいムーブだ!」と感心してくれましたが、しかし他の人はそこにさしかかると「ここで左に体を振るんだよなぁ」と言いながら何の苦労もなく真っすぐ上がってしまったので、結局、全然自慢になりませんでした。

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