柴崎ロック

日程:2012/05/20

概要:「登處 八丁堀」の仲間と共に、柴崎ロックでのスポートクライミング。

山頂:---

同行:総帥 / クロカワさん / セキネくん

山行寸描

▲今回、登った壁。左から「ウォーミングフック」(5.10a)、「エントツ」(5.9)、「うまいぞギンナン」(5.8)。フェースのルートを1本はさんで、右の前傾壁の一番手前が「早いもの勝ち」(5.11a)。(2012/05/20撮影)
▲「早いもの勝ち」(5.11a)。この後総帥も、どこまでも粘りながらムーブを探っていた。(2012/05/20撮影)

2012/05/20

△08:50-16:45 柴崎ロック

先日、広沢寺でゲレンデデビューした八丁堀仲間のセキネくんの、この日はフリーの岩場での体験クライミング。講師は総帥とクロカワさんで、私も便乗させていただくことにしました。中目黒の駅前に6時半集合で、そこからセキネ号で秩父方面へ向かい、龍勢会館を中継ポイントに城峯山へ向かう細い道を進んで途中のトリッキーなカーブを曲がって高度を上げたら、道端のマッターホルン状の岩(縮尺何万分の一?)が目印となって岩場の近くに辿り着きます。

数台が駐車できる山側のスペースにセキネ号を置き、車道をわずかに戻ってマッターホルンから明瞭な踏み跡下るとあっという間に柴崎ロック。こじんまりしていますが、石灰岩特有のつるりとした岩肌と立体的な構造が組み合わさった岩場で、事前の予想では(他人は二子山へ足を伸ばすだろうから)がら空きのはずだったのに我々の前に数人がおり、さらに準備をしている間にも講習会らしい団体などが続々やってきてかなりの賑わいになりました。

まずは一番易しい「うまいぞギンナン」(5.8)に総帥がトップロープをかけてセキネくんの動きを確認。これならいいでしょうということで、以後リード中心にトライすることになりました。私はといえば、トップロープを抜いた後の「うまいぞギンナン」に気軽にとりついたものの正対で登ると微妙に難しくて冷や汗をかきましたが、なんとかFL。ただ、正規の終了点とトップロープ用の残置がごちゃついていたためクリップする前に終了点のチェーンをつかんでしまったのでチョンボかも。

続いて登った「エントツ」(5.9)は名前の通り煙突を半分に断ち割ったようなきれいなコーナーをポケットや縦ホールドを使いながら直上する課題で、下部に垂壁で胸を圧迫されながらステミングの態勢を作らなければならないワンポイントの核心があり、そこを越えれば右壁のガバを活用して上まで簡単に抜けられ、これまたどうにかFLしました。

さらに「ウォーミングフック」(5.10a)ですが、先に総帥がかけて下さったトップロープでルートの様子を探ったところでいったんここを離れて、昼食休憩をはさみながらクロカワさんと総帥が「早いもの勝ち」(5.11a)のムーブを探るのを見学しました。

前傾壁の角を使う「早いもの勝ち」はけっこう辛めらしく、居合わせた他のクライマーの方々も「悪いですよ」「登れてません」と太鼓判(?)。それでも、2人とも何度もハングドックしながら1手ずつムーブを解決していて、なるほどここまで粘りながら解析するものなのか、と教えられました。二人のトライが終わった後、私も総帥のビレイで「早いもの勝ち」に触ってみましたが、遠い右手をとったところで次の左手が出せず、早々にヘタレぶりを暴露してしまいました(先ほどの教えは、どこへ行ってしまったのか……)。

この間にセキネくんは、「ウォーミングフック」を厳しい各駅停車ながらもTO。その後に私のリードですが、薄くかぶったカンテからクラック、そして左フェースに身体を出して身体を上げて再びクラックに戻っていくホールド豊富な課題で、適度にレストを交えながらどうにか終了点へ到達しました。さあクリップすれば終わりだと思ってロープをかけにいったところカラビナが逆さになっており、あわてて上下を直そうとしたらカラビナが支点から外れてしまって激しく動揺。それでもなんとかカラビナを元の鞘に納め、ヒヤヒヤもののRPでした。

私の登りはこれで終わり、最後にセキネくんのマスタースタイルでの「うまいぞギンナン」トライをビレイしてこの日のクライミングは終了です。

他の人には真似のできない「リーチという名のムーブ」を繰り出すセキネくん(身長188cm)ですが、フリーの岩場はまったくの初めてで、トップロープもそこそこにリード、ビレイ、そしてマスタースタイルでのリードと一気に体験して最後は疲労困憊した模様でした。それでも、ここまで登れれば凄い……というより、そこまで登らせてしまう総帥の意外なスパルタぶりに圧倒されました。そして、自分の登りは横に置いてセキネくんと私のために低難度課題を何本も登ったりビレイしていただいたりした総帥とクロカワさんに大感謝です。ありがとうございました。

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