陣馬山

Rec. 1002

日程:2026/05/03

概要:相模湖駅から底沢峠に上がり、陣馬山まで縦走して栃谷尾根から藤野駅へ下る。

◎PCやタブレットなど、より広角の画面で見ると、GPSログに基づく山行の軌跡がこの位置に表示されます。

◎GPSログのダウンロードは「ヤマレコ」から(要ログイン)。

山頂:陣馬山 855m

同行:---

あらかじめの計画ではこの日から北アルプスの雪山歩きの予定でしたが、稜線漫歩となるはずの今日から翌日にかけて前線の通過に伴う暴風が予想されたため、あえなくこの計画はおじゃん。久しぶりに活躍するはずだったスポルティバ ネパール キューブ GTXの出番は、次の冬までお預けです。

そんなわけで今日は1週間前に引き続き「陣馬散歩」とし、今回は相模湖駅から底沢峠に上がって陣馬山まで歩いてから、栃谷尾根を下ることにしました。陣馬山にはこれまで数えきれないくらい登っているのですが、あらためて振り返ってみると奥高尾山稜の南面(相模湖側)はほとんど歩いておらず、今日の登りも下りも初めて足を踏み入れる道でした。

2026/05/03

△09:35 相模湖駅 → △10:10 美女谷橋 → △11:30-40 底沢峠 → △12:20-55 陣馬山 → △14:25 陣馬山登山口 → △14:50 藤野駅

高尾山と同様にこの奥高尾山稜南面も、適当な時刻に起床し適当に出発して駅から歩き出せばよい(気分が乗らなければ目を覚ましたところで中止してもいい)ので、たいへん気楽です。そうは言ってもこの日は夕方から天気が下り坂に差し掛かる予報なので、8時前に自宅を出発して井の頭線・京王線・JRを乗り継ぎました。

起点は相模湖駅。1週間前と同様に旧甲州街道の小原宿本陣の前を通って(ただし今回は立ち寄らずに)山裾に向かいます。

小仏峠に登る道は、美女谷橋を渡ってすぐを右に折れましたが、今日はもう少し先までまっすぐ進み、分岐をちょっと右に入ったところから民家の間を抜けて山道に入りました。

出だしのシャガや一株だけ咲いていたツツジが、なんとなくうれしい。

途中の斜面は竹林になっていて、登山道にまで竹の子が顔を出していました。これも微笑ましい眺めですが、もちろん採ってはいけません。

筋金入りのマイナールートとあって底沢峠までの間に出会った登山者は二人だけ(いずれもランナー)でしたが、周囲の景観は植林主体ではあっても明るく気持ちのよい道が続き、しかも気がつけば効率よく標高を上げることができていて、なかなかよい登路でした。

登山口から1時間余りで底沢峠に到着。急に原宿あたりへ放り出されたような賑わいを感じます。

底沢峠で行動食をとってから、陣馬高原下に降りて飲んだら?という内心の誘惑を断ち切って明王峠に向かいます。

陣馬山に到着。白馬は相変わらず健在です。

向こうに見えている富士山に惹かれて清水茶屋に立ち寄ったのですが……。

ゆずシャーベット一つをゲットするのに15分も列に並ばなければなりませんでした。清水茶屋さん、これはオペレーションに改善の余地があるのでは?もっとも、お隣の信玄茶屋の方も長蛇の列ができていたから仕方ないのかもしれません。

シャーベットを食べ終えたら下山開始です。陣馬山から高尾山方向へ少し進んだところにある分岐から、これまで入ったことがない右の道が目指す栃谷尾根へ続く道です。

出だしにちょっと急な下り坂があるものの、そこをこなせばあとは緩やかな明るい道が続きます。途中には稲荷祠もあっていい感じ。

しかし、この頃から上空に時折強い風が入るようになりました。前線通過の前兆かな?そのために私は諦めましたが、それでも大勢の登山者が北アルプスに入っているはず。彼らの無事のために、天気予報がいい方向に外れてくれることを祈ります。

山道が終わるとそこには茶畑があり、彼方には薄ぼんやりと富士山が見えていました。その手前左寄りの顕著な鞍部は、半月ほど前に乗り越した犬越路であるはずです。

栃谷の集落を抜けて車道に出たところには、立派な休憩所が設けられていました。トイレもあるこの施設は、休憩かたがた登山靴を洗うこともできるという親切な作り。ありがたいことです。

それと言うのもここは神奈川県立陣馬相模湖自然公園に属しているからで、実はこの日の登りの道は同公園の公園歩道(登山道)のうち「底沢明王峠線」、下りの道は「栃谷陣馬山線」。陣馬山へはこれまでナントカの一つ覚えで陣馬高原下から登っていましたが、これらの南面からの道は相模湖駅や藤野駅(いずれも旧津久井郡→相模原市)からすぐに歩き出すことができ、よく整備されている上に時間的にも手頃で楽しい山道でした。おかげで今回は、無意識の内に「陣馬山=東京都の山」と思っていた自分の認識を改めることができた山行になりました。なお、陣馬山と高尾山を結ぶ縦走路はどうなるのかと言うと、これは東京都の管轄なのだそうです。