御岳山
Rec. 1001
日程:2026/04/29
概要:大岳鍾乳洞入口バス停からサルギ尾根を登って御岳山の鍋割山と奥の院峰に達し、武蔵御嶽神社に降りてお参りをしてからケーブルカーとバスで御嶽駅まで下ったあと、澤乃井園まで歩いて「ままごと屋」と「きき酒処」。
◎PCやタブレットなど、より広角の画面で見ると、GPSログに基づく山行の軌跡がこの位置に表示されます。
◎GPSログのダウンロードは「ヤマレコ」から(要ログイン)。
山頂:御岳山(鍋割山)1084m
同行:ヨシコさん
ボル友ヨシコさんから「そろそろどこか(の山)へ連れて行け」とお声が掛かり、久しぶり(前回は一昨年末の棒ノ折山)の同伴山行はユルくツツジを見に行こうというコンセプトで各種記録を物色した結果、大岳鍾乳洞入口から登る御岳山のサルギ尾根になりました。計画上はのんびり花を愛でながらのゆとりある山行となるはずですが、問題は下山した後に小澤酒造のきき酒処の営業時間(〜16:30)に間に合うかどうかです。事前のやりとりの中では、ヨシコさんは言い出しっぺにもかかわらず「ゆっくりペースでないと歩けないと思う」と弱気な発言だったのですが……。
2026/04/29
△08:55 大岳鍾乳洞入口バス停 → △10:35 高岩山 → △11:50 鍋割山 → △12:05 奥の院峰 → △12:50-55 武蔵御嶽神社 → △13:10 ケーブルカー御岳山駅
待合せは8時15分に武蔵五日市駅。この駅から出るバスのうち一足早く出る都民の森行きと我々が乗る上養沢行きのバスに長蛇の列ができていましたが、臨時便も出してもらったおかげで我々はかろうじて座ることができました。


大岳鍾乳洞入口バス停で降りて、まずは近くにある養沢神社にお参り。ここは近隣の五社が合祀された神社だそうで、鳥居をくぐって石段を上がると狛犬ならぬ狛龍(?)が立派な姿で立っていました。

その先にある普通の狛犬の間を通って拝殿でお賽銭を納めて、さて登山口はどこだろう?としばらく右往左往したのですが、実はこの拝殿の右奥に「←サルギ尾根 高岩山 御岳山」と白ペンキで描かれた標識が立っていました。

その先には見事なシャガの群落あり。これはいいぞ!と期待に胸を膨らませたのですが、今回の山行で花が「咲き乱れている」と言えるのはここだけでした。


明瞭な道ではあるもののなかなか厳しい傾斜の植林地の中を登り続けると、やがて道は岩がちになってきます。

そうなると俄然やる気を出すのがヨシコさんで、ひときわ立派なボルダーを見上げてオブザベーションを始めたばかりか、実際に取り付いて登り始めてしまいました。こちらはすかさずスポットに回りましたが、上のリップに手を掛けるところまではいったものの、岩の強度がわからないのでそこからトップアウトするのはためらわれたらしく、結局そこからクライムダウンすることになりました。いや、それが無難だと思いますよ。


「咲き乱れている」と言えるのはシャガだけだったと書きましたが、馬酔木もそれに準じるくらいには咲いていました。ただ、馬酔木は丹沢でさんざん見ているのでありがたみが薄く、なんだか期待外れだなあと思いながら歩いているうちにサルギ尾根の途中にある高岩山に着いてしまいました。

花には恵まれていませんが、新緑はやはり美しい。そして写真ではわかりませんが、肉眼では木々の間から御岳の山上僧坊群が見えていました。


さらにサルギ尾根を登り続けると、今度はがっちりした作りの展望台が現れました。そこからは額縁のような鉄骨の中に大岳山が眺められましたが、ずいぶん雲が降りてきている感じ。そう言えばいくぶん空気が冷たくなってきました。
そして、この展望台の近くにかろうじてシロヤシオが咲いているのを見つけることができました。実は、我々はこれがシロヤシオだと認識できておらず、ちょうど来合わせた三人組のご婦人方が「あれが愛子さまのお印のシロヤシオですよ」と教えてくださって助かりました。
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くだんのご婦人がたの話ではイワウチワも見られるかもしれないということだったので、そこから先は下ばかり見ながら歩き続けたのですが、残念ながらイワウチワのイの字も見つけることができません。そのうちに芥場峠を越えて御岳山から大岳山につながる尾根にぶつかったところでサルギ尾根は終わってしまい、そこからは勝手のわかった道を上り下りして鍋割山から奥の院峰に達しました。
ところが、奥の院から天狗の腰掛け杉に向かって下っていく途中で、これは本当にツツジなのか?と思うくらい大きく枝を広げたシロヤシオを見つけることができました。やれやれ、これでどうにか溜飲を下げることができました。
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天狗の腰掛け杉まで降りてきたら、そこを境に神様の領域から人間の領域に移ります。武蔵御嶽神社に詣でて無事山行終了の御礼を申し上げてから、ケーブルカー駅を目指しました。
最後に、この山行で見かけた花々の写真をアップしておきます。スミレの類のように小さい花はあちこちで見られたものの、シロヤシオは限られた場所でしか見られず、噂のイワウチワも目に入ってこなかった原因は、我々の花を見つける目ができておらず見逃した可能性も大ですが、サルギ尾根の途中の展望台でご婦人方より先に登ってきたベテランらしい男性が「今年はダメですね、全然咲いていない」と言っていたので、どうやらハズレ年に当たってしまったようでもあります。もしそうならいつの日か、誰がどう見ても「シロヤシオの森の満開の下」と言えるような状況下で、再びこの尾根を登りたいものです。
さて、ヨシコさんと私の組合せとなれば下山後の澤乃井園というのはマストなのですが、事前の弱気発言にもかかわらず実際には順調な足の運びのおかげで十分にゆとりをもってケーブルカー御岳山駅に着くことができたので、ケーブルカーとバスを乗り継いで御嶽駅に降りたのちに予定通り川沿いの遊歩道を澤乃井園まで歩きました。
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まずは「ままごと屋」でおぼろ豆腐膳をいただいてお腹を膨らませたら、「きき酒処」に移動して持参の猪口であれこれ試飲。花には恵まれなくても酒には恵まれ、特に「蒼天生原酒」は絶品でありました。











