陣馬山〜高尾山

日程:2025/09/14

概要:陣馬山から高尾山までの低山縦走。下山後は「高尾山FuMotoYA」からの「極楽湯」。

◎PCやタブレットなど、より広角の画面で見ると、GPSログに基づく山行の軌跡がこの位置に表示されます。

山頂:陣馬山 855m / 景信山727m / 小仏城山670m / 高尾山 599m

同行:マドカ

山行寸描

▲いつも元気な陣馬山頂の白馬。(2025/09/14撮影)

2025/09/14

△08:50 陣馬高原下 → △10:00-20 陣馬山 → △11:40-50 景信山 → △12:20 小仏峠 → △12:45 小仏城山 → △13:20-25 高尾山 → △14:20 高尾山FuMotoYA

ラン友マドカに付き合ってもらって、運動不足解消のために通い慣れた陣馬山〜高尾山のゆるハイク。かつては陣馬山頂から高尾山頂まで1時間半を目安にしていたこともありましたが、近年は「ちょっと近場へ散歩に」という感覚なのでだいたいその倍の時間をかけ、各ピークの茶屋にも立ち寄りながら穏やかに歩きます。もっとも主眼は下山後の飲みと温泉ですが……。

朝方には少々危ぶまれていた空模様も、陣馬高原下に着いた頃には青空が広がってきていて無問題。ただし車道を離れると前日の雨のせいか道が濡れて滑りやすく、そして蒸し暑いコンディションでした。それでもいつもの道を使って1時間あまりで陣馬山に上がり、信玄茶屋でゆずシャーベット(¥350也)をいただきつつ一休み。

暑いとは言っても確実に季節は秋に向かっており、道にはドングリ、道端にはススキや萩の花がちらほら見られます。

景信山まで歩いて今度は三角点かげ信小屋でかき氷を注文しようとしたら「40分待ち」と言われて断念。景信山には他にも茶屋があるのでそちらでリトライすることもできましたが、もう高尾山はすぐそこに見えているのでまあいいかと先を急ぐことにしました。

小仏峠に着いてみるとおなじみ吉備人出版の「登山詳細図シリーズ」の出店が今日も営業中で、ここで「主に丹沢ではたいへんお世話になっています」といった立ち話を交わしましたが、ここでの目玉商品は新発売の『改訂新版 奥多摩登山詳細図/東編 全162コース』だったようです。奥多摩フリークの方は、ぜひお買い求めください。

小仏城山は軽くスルーして、とっとと着いたのは高尾山。1週間前のこの山頂は閑散としていたのに今日は大賑わいでしたが、この違いは何に由来するものなのだろう?

相変わらず稲荷山コースも6号路も琵琶滝への道も下れないので1号路を地道に下り、高尾山口に降り着いたところで山行を終了しました。


当初の予定では下山したらどこか蕎麦屋に入ろうと考えていたのですが、「高橋家」はもとより他の蕎麦屋も軒並み満員で蕎麦は諦めざるを得ず、またしても「高尾山FuMotoYA」に立ち寄ることになりました(ここのピザは好きなのでこれはこれでかまわないのですが)。そしてビールとワインでほろ酔いになってから「極楽湯」ですっきりさっぱりして、満ち足りた気持ちで帰路につきました。

ところで、この日を含む敬老の日の三連休は全国的に荒れ模様の天気で、特に北アルプスではたいへんな降水量のために橋が流され登山道が通行止めになるなどの被害が出たようです。元はと言えば私もそちら方面に泊まりがけで向かう計画があったものの、肩の不調に加えてこんな天気予報だったので計画を断念したことがこの日の陣馬山〜高尾山につながったのですが、思わぬところで私も足止めをくらうことになりました。

自宅まであと50mというところで遭遇した神輿渡御の行列。めでたい気持ちにはなりますが、こんなところでエスケープルートを探すことになろうとは。まさに「家に帰り着くまでが登山」です。