小川山の岩場

日程:2024/07/07-08

概要:小川山の岩場でのクライミング。初日はボルダリング、2日目はガマスラブとスラブ状岩壁。

山頂:---

同行:ミホさん / クス氏

2024/07/07

△10:00- 廻り目平

6月上旬に泊まり沢をご一緒したミホクスコンビとの次なるコラボレーションのテーマは「小川山」。二人とも岩根山荘より奥には入ったことがないということだったので、「登る」ことよりも「暮らす」ことを体験してもらおうと1泊2日で廻り目平に入りました。

小川山というと気になるのが駐車場問題ですが、無事に空きスペースを見つけることができて一安心。駐車場からほど近い場所にテントを張り、金峰山荘でマットを借りて、この日はボルダリングデイとします。

外ボル経験がない二人のためにまずは駐車場近くの小さい岩で何本か登ってから、分岐岩、犬岩を巡り、その途中では名所案内としてくじら岩と石の魂も見物しました。この日は終日よい天気なのに驚くほどボルダラーの数が少なく、「エイハブ船長」の前にも1パーティー3人と1匹(きれいな白柴)がいるだけ。そんな静かな廻り目平の林間を歩き回って、最後は「タイコ」で〆。

マットを返却してテントに戻ったら薪拾いに精を出し、早くも16時から焚火を開始して乾杯です。この日は日曜日とあって、いつの間にか駐車場に残っているのは我々の車だけ。明日は今日以上に静かな廻り目平を堪能できそうです。

2024/07/08

△-12:30 廻り目平

昨日はボルダリング、今日はスポートルート。当初の計画ではストリームサイドエリアに行くつもりだったのですが、駐車場の空き具合を見て行き先を変更し、小川山ならではのスラブ登りを体験してもらおうとガマスラブに向かうことにしました。

このスラブの滑りそうで滑らない感覚は実に久しぶりです。ことにシューズをカタナからミウラに変更すると抜群の吸いつき感が得られて、気持ちいいことこの上ありません。

最後はガマスラブから左に回り込んでスラブ状岩壁を目指しましたが、踏み跡をどんどん登らされているうちに向かう方向がこれであっているのかどうか不安になり、とある岩場の下にいたクライマーに声を掛けて現在地を確認しようとしたところ、なんとその人はジム友のキョーコさん。この偶然にはお互いに驚きましたが、彼女に教えてもらえて目指す「ウルトラセブン」(5.7)を見上げることができました。

私が体調不十分だったこともあって昼過ぎには廻り目平を後にし、まずは「ふじもと」で焼肉定食(お肉大盛り)を食した後、「ナナーズ」に隣接した「ルーフロック」でお買い物。

かくしてミホクスコンビの小川山初体験は無事に終了したのですが、一番楽しんでいたのは誰あろう自分だったかもしれません。