湯河原幕岩

日程:2022/11/04

概要:桃源郷、ガリバーの岩場、アリババの岩場で登る。

山頂:---

同行:セキネくん

本稿でのルート名とグレードの同定は『日本100岩場 関東増補改訂版』(山と溪谷社 2009年)と『新版関東周辺の岩場』(白山書房 2017年)の記述を参照しており、両者の間に同ルートでグレードの相違がある場合は後者のグレードを採用しています。

2022/11/04

△07:25-14:30 幕山公園

11月に入って山でのクライミングはもう寒いだろうとセキネくんと向かったのは、久しぶりの湯河原幕岩。広沢寺以外で初めてクライミングシューズを履いた岩場がここでしたが、その後数えるほどしか訪問しておらず、今回は2015年以来の7年ぶりです。この日は期待を超えて夏並みに暑い気候でしたが、平日ということもあってか人は少なく登り放題という状態でした。

まずは定番の桃源郷。実は初めてこの岩場にガイド講習で来た2000年に悟空スラブに続いて取り付いたのがこの岩でしたが、もちろんムーブなどはまったく覚えていません。そういう意味では初見のようなものですが、一応そのときにTRで登らせてもらった「シルクロード」と「いんちきするな」は既登ということにしておきます。

  • サンセット(5.8):RP - カンテの右側にホールドを求めたのはルート外しだったかも。
  • いんちきするな(5.7):RP - 中間部がちょっと細かい。
  • シルクロード(5.7):RP - 素直にホールドを追える。

ついで一段上がって右に進んだところにあるガリバーの岩場で2本。

  • あかずきんちゃん(5.9):MOS - ほしいところにホールドがある。
  • ジャックと豆の木(5.8):MOS - 上部のレイバックが気持ちいい。

左に戻ってアリババの岩場の看板ルート「アリババ」 (5.10b)に2人して取り付きましたが、3ピン目から上に乗り上がるところでカチガバ系の保持力を試されるかたちで共に沈没。もちろんセキネくんはその後RPしましたが、自分は宿題になりました。

しかし、セキネくんのこの日の本命になったのは桃源郷の「ダイヤモンドヒップ」(5.11a)でした。実は彼はずいぶん前にここを片付けているのですが、久しぶりとあってムーブを覚えておらず、あらためて一手ずつバラしながらのトライとなりました。最後の方でムーブがつながっていい感じに高度を上げられた瞬間があったのですが、残念ながらあと1手というところでテンション。岩場を訪れたら片っ端からイレブンを片付けていた頃のパワーが失われているというのが彼の自己診断ですが、仕事の責任が重くなり家庭責任も加わっている現状ではそれも仕方ありません。

最後に向かったのは桃源郷の右奥にあるアブラカタブラ(5.10a)でしたが、出だしのラインどりを間違えた私は途中でハマってあえなくテンション。なんとかトップアウトしましたが、次回ここに来たときはすっきりRPしたいものです。

インドアのガバホールドでならイレブンを登りはしても、外岩でのいわゆるスポートルートを登ることにはこれまで積極的ではありませんでしたが、先日の瑞牆山での不甲斐ないクライミングを反省した自分としては、この冬は何度か湯河原に通いたいと思っているところ。たとえ低グレードに終始してはいても自分のリスタートラインを謙虚に再確認できたこの日のクライミングは、その意味で収穫の多いものだったと考えています。

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