小川山の岩場

日程:2022/05/04-05

概要:小川山の岩場でのボルダリング。自分はもっぱら撮影・飲酒担当に終始した。

山頂:---

同行:さとし&よっこ夫妻

◎「金峰山〔表参道〕」からの続き。

2022/05/04

△廻り目平

尋常ではない夜半の寒さに雨具も含めありったけの衣類を着込んで凌いだ一夜が明けて、連休2日目も快晴。日が差すと共に空気が穏やかになって爽やかな朝になりましたが、実は二日酔い気味……。

のんびり8時から朝食をとり、準備を整えてアップのために向かったのはキャンプ場ボルダーです。

▲キャンプ場乙でマントルのおさらい。こうした岩の感触は久しぶり。
▲続いて駐車場から近い灯台下暗しエリアの狸岩でさとし氏が「素晴らしい4級」(4級)を二撃。
▲さらに「狸寝入り」(2級)を四撃。私にはとても真似できません。

▲水晶スラブ下に移って、犬岩でまったり。それにしても身体が重い。

▲すぐ近くの角岩にも触る。ぬり壁のような正面には私は触っただけ。

▲その代わり角岩の左サイドの7級で指の腹をすり減らした。

2晩目の夜もビール、シャンパン、ワイン、鍋、焚火でふけていく……。

2022/05/05

△-11:30 廻り目平

昨日の日中の暑さとは打って変わっての再びの寒さで夜を過ごして、最後の日は午前中でさくっと切り上げる計画です。

焚火の暖かさを背中に受けながら、朝ごはんはナンでカレー、ハム、トマトとパイナップル。これらがすべてさとし&よっこ夫妻の用意してくれていたもので、至れり尽くせりの食卓に私はひたすら恐縮するばかり。

▲アップは石楠花エリアの一筆岩で、サイドのスラブ(5級)を私はFL。昨年来左肩を傷めてクライミングから遠ざかっているよっこさんも、さとし氏のアドバイスを受けながらクリア。
▲そしてさとし氏の最後の課題は瞳岩の「神の瞳」(1級)だが、3日連続のボルダリングで指先を酷使していたために完登はならず(私はもちろん撮影班)。

こうして廻り目平での2泊2日は終わりました。花崗岩のボルダリングは相当久しぶりで、おかげでiPhoneのTouch IDがまるで反応しないほど指先をすり減らしましたが、指先で細かな凹凸をとらえ、シューズのフリクションを信じて乗り込む感覚は懐かしくも楽しいものでした。

さとし&よっこ夫妻には長坂駅まで送っていただいてそこで別れましたが、本来なら夫婦水入らずのところにお邪魔をした上に、岩場のプランも食事や飲み物の手配もしてもらって恐悦至極です。この御礼は、いつかどこかでアルパインか沢登りで……と言いたいところですが、そのためにはよっこさんの肩が治ってくれなければなりません。治療・養生がんばって下さい!