広沢寺弁天岩
日程:2013/11/30
概要:冬山シーズンに向けて、ゲレンデでのアイゼントレーニング part2。
山頂:---
同行:よっこさん / チオちゃん
山行寸描
2013/11/30
△08:50-14:50 広沢寺弁天岩
よっこさん運転の「赤い彗星」に乗って、純白の富士山を見ながら東名高速道路を厚木へ。10日前に引き続いて広沢寺弁天岩でのアイゼントレーニングです。
現地に到着したときはまだそれほど混んではいませんでしたが、それでも既に3組ほどが岩に取り付いていました。我々も右の低い壁の中央にトップロープを張って練習開始。よっこさんはアイゼン登攀の経験が少しありますが、チオちゃんはアイゼンを買ったばかりで、これを履いて岩壁を登るのは初めてです。それでもチオちゃんも落ち着いた登りで問題なく、よっこさんには右壁でのリードもしてもらって第一ラウンドを終了しました。
続く第二ラウンドはクラックルートを私がリードして残る2人が後続ですが、隣の女性2人組との意思疎通がうまくいかずクラックに届く手前でずいぶん長い時間待機することになってしまいました。それでも何とか弁天岩の最上部に3人揃って、懸垂下降1ピッチで取付に戻り、続いてよっこさんにリードしてもらうことにしました。若干不安モードに入っていたよっこさんは、それでも意を決してクラックルートに挑むことになりましたが、ロープを結びいざ発進というところで、
よ「で、終了点についたら何をするんですか?」
私「!」
よっこさん、今日はクラックルートのリードはやめて、後で支点構築&後続確保の練習をすることにしよう……。
第三ラウンドも私が一般中央ルートをリードしてトップロープを張り、よっこさん、チオちゃんの順にTR。そして、ここの支点はロープをリングに通してロワーダウンするだけ(つまり支点構築の知識は必要なし)なので、最後の1本をよっこさんのリード練習にあてました。
お見事!それにしても隣のパーティーが、海でもないのに「JAWS!! JAWS!!」と連呼しているのはなぜだろう?と思っていたら……なるほど。
この日の弁天岩はアイゼントレーニング花盛りで、中央の大スラブや右壁だけでなく、さらに右下の壁や反対側の最左端ルート周辺でもアイゼンを履いたクライマーが熱心に登り下りを繰り返していました。いよいよ明日からは師走、雪山本番を待つばかりです。