湯河原幕岩
日程:2004/11/14
概要:湯河原幕岩でスポートクライミング。
山頂:---
同行:シュクラさん
山行寸描
2004/11/14
△09:00-16:00 湯河原幕岩
この週末は八ヶ岳の大同心をクライミングシューズで登る計画でしたが、猫の目のようにころころ変わる天気予報の影響で計画はおじゃん。その代わりということで湯河原幕岩でスポートクライミング。シュクラ先生の厳しい指導(ただし厳しいのは安全管理やマナーに関わる部分)を得て5本触ってきました。
8時40分に湯河原駅で落ち合い、タクシーで幕岩公園へ(1,360円也)。外岩フリーのリードは初めての私のために、まずはアップとしてシンデレラフェースの「シンデレラ」(5.7)へ向かいました。インドアでなら5.10bもOSできるようになっているので5.7は楽勝だと思いましたが、全然そんなことはありません。だいたいボルトが遠い、ガバホールドは皆無でカチカチ。あらゆる要素がインドアとは大違いで、ジムと外岩ではグレード体系がまるで違うことを実感しました。ここでまず洗礼を受けた感じです。
次に細い山道を息を切らせながら登ってサイレントバリーに移動し、「スレンテム」(5.9)をTRで登りました。出だし右、ついで左上の横引きのホールドを使うのでボルダームーブで挑みましたがうまくいかず、一休みの後に今度は正対で手を伸ばしたらこれが正解で、左のしっかりしたホールドを頼りにできるだけ左足の位置を上げておいてから右上に出した足にハイステップで上がれました。この正解ムーブを見つけて最後のリップに乗り上がるところをつなげられれば次はリードトライですが、いっぺんに通してつなぐことはできず、こちらは次回の宿題にしました。
このサイレントバリーでシュクラさんは宿題だった「訪問者」(5.10c)をRPし、私もTRで触らせてもらいましたが、途中まではなんとか行くものの核心部手前あたりからは厳しく、○年早い、という感じです。
シュクラさんはいつの間にか「塾長強化モード」に入っていて、山道を下って今度は以前山ヤ氏たちと登ったことがあるてんとうむしロックに移動。まずは遊歩道脇の岩塔に引かれた「イット・ウォント・ビロング」(5.9+)をリードさせてもらいましたが、上部のハング下まではなんということもなくすたすた上がり、最後のハングもやや右から手を伸ばして左足に乗り込んで解決。恥ずかしながらこれがスポートルートでの初RPです。
余勢を駆って、最後は5.9にしては難しいとシュクラさんの御託宣のあった「スウィング」(5.9)に、シュクラさんがロープを張ってくれてまずはTRでトライ。ところが、これをさくっと登れてしまったのでシュクラさんもびっくり。それじゃリードだ、とやってみるとこれが登れません。先ほどあまりにさくっと登れてしまったためムーブをまるで覚えていないのです(←アホ)。ポイントになるのは左のカンテのガバをとり、左足のヒールをかけてバランスを保持しながら右の遠いポケットをとりにいくムーブだったと思うのですが、右足の位置が違うのか、その前に別のホールドをとるのだったのか、頭の中が「?」状態で何度やってもダメでした。これがTRとリードの違いなんでしょうか?
いつの間にか16時前で暗くなってきたし、あたりのクライマー達も帰り支度をしているしで、今日はここまで。シュクラさん、1日御指導ありがとうございました。