塾長の山行記録
climb.juqcho.jp

塾長の山行記録

仙丈ヶ岳

日程:1987/10/10-11

概要:北沢峠から藪沢沿いの重幸新道を登り、山頂直下の仙丈山荘(避難小屋)に宿泊。翌朝小仙丈尾根を北沢峠へ下山。

山頂:仙丈ヶ岳 3,033m

同行:---

山行寸描

▲仙丈ヶ岳山頂から見る北岳。左隣の富士山と高さを競っているように見える。(1987/10/10撮影)
▲小仙丈ヶ岳から振り返る仙丈ヶ岳。秋色に染まるカールが特徴的。(1987/10/11撮影)

1987/10/10

△09:05 北沢峠 → △09:25 大平山荘 → △11:25 馬の背ヒュッテ → △12:15-25 仙丈山荘 → △12:50-14:20 仙丈ヶ岳 → △14:35 仙丈山荘

甲府駅で「北沢峠まで乗せる」というタクシーの口車に乗せられたため、広河原のビジターセンターの寒い軒先で4時間も北沢峠行きの村営バスを待つ羽目になりました。

藪沢沿いに登るうちに、後ろには鋸岳、甲斐駒ヶ岳が大きく聳え、沢ではカワガラスが素潜りを見せてくれました。ところが馬の背ヒュッテに泊まるつもりが満員で断られ、仕方なく避難小屋泊を決意しました。

仙丈山荘は藪沢源頭にあたる藪沢カールのモレーン直下に建つぼろぼろの無人小屋。ここに荷を置き、ざくざくした道を登ってぽかぽかと温かい山頂に飛び出すと、突如展望が広がりました。富士山と北岳が高さを競うその右には夏に歩いた間ノ岳と農鳥岳。塩見岳以南も霞んで見えます。鳳凰三山、奥秩父の山々、甲斐駒ヶ岳、鋸岳の向こうに八ヶ岳。

仙丈山荘の宿泊者は全部で8人。避難小屋に泊まるのはこれが初めてです。実はこの後も何人かが小屋の中を覗いたのですが、占有スペースを狭くしたくない「先住民」たちは「あっちの小屋の方が空いているみたいですよ」と隣のボロ小屋を勧めていました。

1987/10/11

△05:20 仙丈山荘 → △05:40-06:15 仙丈ヶ岳 → △07:00-10 小仙丈ヶ岳 → △07:40 大滝頭 → △08:20 北沢峠

御来光は鳳凰三山の上に昇ってきました。雲に覆われた松本盆地の先に後立山、槍ヶ岳と穂高岳。乗鞍岳から中央アルプスまでも今日は見えています。後立山越しは立山と剱岳でしょうか、八ヶ岳の向こうは浅間山でしょうか。

高曇りの空の下、快調に尾根を下りました。小仙丈ヶ岳から振り返る仙丈ヶ岳はひときわ大きい姿でした。

ホーム前の記事次の記事