生藤山
日程:2026/02/11
概要:上野原からバスに乗って井戸に行き、軍刀利神社に参拝してから緩やかな登り道を同神社の山宮まで。その後方向を転じて三国山・生藤山・茅丸をつなぎ和田峠を経由して陣馬高原下へ下る。
◎PCやタブレットなど、より広角の画面で見ると、GPSログに基づく山行の軌跡がこの位置に表示されます。
◎GPSログのダウンロードは「ヤマレコ」から(要ログイン)。
山頂:生藤山 990m
同行:アユミさん
山行寸描
山友と言うより飲み友達のアユミさんと、奥多摩の軍刀利神社に参拝してから生藤山に登り、陣馬高原下の「山下屋」まで。これは2020年6月の同名山行とコースもメンバーも最終目的地も同じですが、次の二点が異なります。
- 前回は夏、今回は冬。
- 前回はアユミさんの快気祝い、今回は私の快癒祈願。
2026/02/11
△09:25 井戸バス停 → △09:45-50 軍刀利神社 → △10:05 奥ノ院 → △10:50-11:05 山宮 → △11:15 三国山 → △11:25 生藤山 → △11:40-45 茅丸 → △11:55 連行峰 → △13:10 和田峠 → △13:50 陣馬高原下
朝、家を出てみるとうっすらと雨。これは計画を短縮した方がいいのではないかと思い、アユミさんに「陣馬山だけとかにしてもいいですけど、どうします?」とメッセージを送ったものの、回答はありません。昨年の秋にヒマラヤの6000m峰で修羅場をくぐってきたばかりのアユミさんにはこの程度の雨はなんでもないのだろうな……と思いつつ高尾駅で甲府行きの列車に乗り換えたのですが、その直後に判明したところでは、実は単にアユミさんがメッセージを見落としていただけで、彼女の方も陣馬山オンリーに切り替えることを考えていたということでした。


そんな行き違いはありましたが、どうやら雨は強まることなく霧雨未満で終わりそうなので、予定通り中央線の上野原駅から我々二人だけを乗客としたバスで終点の井戸へ向かいました。バス停ではかわいい絵柄の「軍刀利さん絵地図」で神社の構成を復習し、私は念のために雨具を着込んでから歩き始めました。


久しぶりの軍刀利神社の鳥居をくぐり途中にある社務所に立ち寄ってみましたが、人の気配はなく、今回も御朱印はいただけそうにありません。やむなくそのまま奥へと進んで境内に通じる石段に取り付きました。

こじんまりした境内に上がると、赤い屋根の拝殿とその後ろにあって緻密な彫り物を見せる本殿が、6年前と同じ姿を見せました。

本殿の奥から奥ノ院に通じる参道に進むと、道の上には数日前に降った雪が残っていて滑りやすく、慎重に足を運ばなければなりません。それでも幸い雪が凍結しておらず柔らかいままで、おかげでさほど時間をかけずに奥ノ院に達することができました。
奥ノ院の名物である「天然記念物 縁結びの桂」はすっかり葉を落としており、これがあの青々としていた桂の木と同じものとは思えないほど寒々しい風情です。これには些かがっかりしながら奥ノ院にも参拝し、その裏手の山道を登り始めました。

緩やかに高さを上げていく山道は途中で南方向と北方向に分岐しますが、山宮を目指す北向きのトラバース道は斜面に雪がかぶさってスリップしやすく、今回の山行の中で唯一緊張する区間となりました。


それでもしばらく歩くと稜線上に出て、そこから山宮へはちょっとした登りをこなしてすぐに達します。私の首・肩の不調の快癒を祈願したら行動食をとり、一息ついてから稜線上の道を和田峠方向へ向かいました。


稜線上でもところにより雪はそこそこ残っており、その上に獣の足跡も残されています。私はチェーンスパイクを履き、アユミさんはつぼ足のままでの歩きですが、雪がまだ柔らかいままなのでチェーンスパイクでは足の裏に雪団子ができてしまってかえって歩きにくさを覚えました。

三国山、生藤山を越えて茅丸に登ると、丹沢方面の眺めが広がります。蛭ヶ岳も檜洞丸も低い雲の広がりの上に姿を見せていましたが、三角形の立派な山容を見せる大室山がとりわけ立派でした。


さらに連行峰、山の神を過ぎて醍醐丸の手前から巻道に入り、一路和田峠を目指します。この頃になると私もアユミさんも「山下屋」での酒と蕎麦のことばかりが頭に浮かんでいる状態でした。


閑散とした和田峠から車道を淡々と歩き下って、陣馬高原下に着いたところで山行終了です。お疲れさまでした。

この日は天気が悪いためお店は貸切状態になっており、それをいいことに我々は「山下屋」のご主人とあれこれ会話したり、蕎麦をその場で打ってもらったりしながら2時間半も寛いでしまいました。

なお、ご主人の話によれば「お店で夕食→ガーデンでテント泊→未明に和田峠まで車で送り→陣馬山で御来光→お店で朝食」という企画を練っていて、その実現に向けたインフラ整備のための「ご寄付をお願い致します」ということだそうです。アユミさんも私も些少ながら協力することにしましたが、関心ある方は〔こちら〕のQRコードから寄付のページにアクセスしてみてください。