御岳渓谷

日程:2011/11/27

概要:ジム仲間チオちゃんと共に、御岳渓谷でのボルダリング=とけたソフトクリーム、デッドエンド、マミ岩、トラヴァースボルダー。

山頂:---

同行:チオちゃん

山行寸描

▲この日トライした(またはしようとした)岩たち。忍者返しの岩はあまりの賑わいぶりに恐れをなして退散したが、御岳の季節になったことを実感した。(2011/11/27撮影)
▲「デッドエンド」1級にトライするチオちゃん。私も初めて触ってみた……が、触ってみただけに終わった。(2011/11/27撮影)

2011/11/27

△10:20-16:30 御岳渓谷

ジム仲間チオちゃんと御岳渓谷でボルダリング。上戸彩さんに微妙に似てなくもない彼女の方が私より3グレードくらい上の実力の持ち主ですが、あちこち触って歩きたいという彼女の希望に沿って、とけたソフトクリーム→デッドエンド→マミ岩→トラヴァースボルダー→マミ岩の上流隣のかぶった岩を忙しく回りました。

ぽかぽか日が当たって暖かい「とけソフ」の7級課題でウォーミングアップしてから、早々にデッドエンドへ移動。私にとっての前回からの課題である「イギリス人のトラヴァース」2級に取り付きましたが、右手をクロスするところをあらかじめYouTubeで予習してきたヒールフックで解決しようとしたものの、あまりに近過ぎることがわかり断念。結局地道に左足を下から左へ回すことで何とかクロスをとることはできるようになりましたが、1週間前に「B-PUMP TOKYO 秋葉原」でホールドに激突させて突き指にしてしまった左薬指が言うことを聞いてくれませんでした(←プチ言い訳)。その後、居合わせた大勢で「デッドエンド」1級にトライするセッションになりました。チオちゃんはトウフックから両手を高いカチに上げるところまでは行くものの、そこで左足を外すことができないでいるようでしたが、マットをシェアして登っていたボルダラーグループのうちの背の高い1人が、スタートホールドから最初の左手1手目で早くも高いポケットをキャッチできる長いリーチを存分に活かして見事に省エネTO。これはリーチ課題なのか?

ひとしきりデッドエンドで絞られてからマミ岩に移動してSD課題にトライしましたが、私の方はまるで糸口がつかめず……。チオちゃんは右手を先に上げる作戦でいいところまでいっていたほか、試しに手をつけた横断2級をさっくりお持ち帰り。さすがです。

いろいろ見たいのならこういうのもありますよ、とチオちゃんを連れて行ったのは、マミ岩から遊歩道を上流へ歩いてどんづまりのトラヴァースボルダーです。左から右へというラインで一緒に何トライかしましたが、この課題は相変わらず指が痛い!しかし、左から行ったときの最初の核心となる角の出っ張りのところで、身体を落として手の位置を下げてから、左足ヒールフックで手数を伸ばせることを発見。次回に期待をつなぎましたが、私はここで指が終わってゲームセットです。これと言った成果もなく終わってしまいましたが、まあシーズンは始まったばかりですから(と自分に言い聞かせてみる)。

遊歩道をマミ岩方向に戻ったところで、まだまだ元気なチオちゃんはマミ岩のすぐ上流側の遊歩道脇にあるかぶった岩の3級課題にチャレンジしましたが、右手のカチに耐えて左手を飛ばすのはなかなか厳しい様子。それでも最後のワントライで左手が止まり、態勢を入れ替えて右手も右上の遠いガバに届いて「これはいけるかも!」と思ったところで、惜しくもフォールしました。しかし、次回フレッシュなときにトライしたら行けそうですね。ただし、ここはマットがある程度重ねられていないと怖いかも。

最後は御嶽駅近くの玉川屋で〆。私は鴨南蛮、チオちゃんは天麩羅そばを温かくいただいて癒されました。お疲れさま。また遠からぬうちにご一緒に。

本文中の疑問に対し、さっそくSakurai先生からお返事あり。

「デッドエンド」は私にとっては1手目でポケットが取れるのでリーチ課題と言えます。ただ、リーチが無い人なりのムーブがちゃんとありますのでご安心ください。ムーブもリーチ大中小用があり、女性は小がお薦めです。

参考になるYouTube動画のURLも教わりましたが、うーん、今日見たのと全然ムーブが違う。何事も工夫次第ということか。