唐松岳

日程:1996/05/04-05

概要:八方尾根から唐松山荘泊で残雪の唐松岳往復。

山頂:唐松岳 2696m

同行:ユウコさん

山行寸描

▲八方尾根。前方に不帰ノ嶮が見える。(1996/05/04撮影)
▲唐松岳山頂。背景は五竜岳。(1996/05/04撮影)

1996/05/04

△08:10 八方池山荘 → △10:50-11:00 丸山 → △12:05 稜線 → △12:10-50 唐松山荘 → △13:15-35 唐松岳 → △13:50 唐松山荘

リフトを利用して到達した八方池山荘から下はスキーヤーの世界、上は登山者の世界。晴れてはいないものの天候は安定しており、登るほどに懐かしい五竜や鹿島槍ヶ岳が見えてきました。風はなく、上空にひばりがホバリングしています。上ノ樺に差し掛かるところでアイゼンを装着しました。そして途中で、雷鳥が登山者の前後を飛び回るのに遭遇!うかつにも、雷鳥が空を飛べるとはこのときまで知りませんでした。

後立山の主稜線に上がるところのちょっといやなトラバースを抜けると、目の前に唐突に剱岳と立山がそびえているのが目に入りました。いったん眼下の唐松山荘に荷を置き、カップラーメンで腹ごしらえをしてから唐松岳へ向かいました。

3年前の夏に後立山を縦走したときの唐松岳山頂では雨にたたられて何も見えなかったのですが、この日は360度の展望を得ることができました。日程に余裕があればここから北か南へ縦走したいところですが、今回はここがゴールです。

1996/05/05

△07:40 唐松山荘 → △08:30 丸山 → △10:15 八方池山荘

夜のうちに雪が30cmほど積もっていましたが行動に支障はなく、昨日登ってきた道をゆっくり下りました。