塾長の山行記録
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塾長の山行記録

雨竜沼湿原

日程:2000/10/09

概要:南暑寒荘から雨竜沼湿原まで登り、湿原奥の展望台から登山口へ戻る。

山頂:---

同行:K藤氏 / S村氏

山行寸描

▲草もみじの雨竜沼湿原。静かな静かな山行となった。(2000/10/09撮影)

2000/10/09

△09:25 南暑寒荘 → △09:50 白竜ノ滝 → △10:35 湿原入口 → △11:20-12:00 展望台 → △12:45 湿原入口 → △13:45 南暑寒荘

前日、増毛側から暑寒別岳を越えて雨竜沼湿原まで縦走してくるはずでしたが、残念ながら雨のために断念。その日は観光モードに切り替えて、今日は雨竜沼湿原の日帰り往復となりました。しかも濡れたせいかデジカメの電源系統にトラブルが発生し、コンビニで買った使い捨てカメラをポケットに入れての山行です。

登山口の南暑寒荘で登山届を提出し、協力金200円を納めてスタート。紅葉はまだ盛りとまではいきませんが、ダケカンバの黄色やナナカマド等の赤の色彩が目を楽しませてくれます。吊り橋を渡って沢沿いにしばらく歩くと、道の右手に50m外れたところに白竜ノ滝がありました。落差は40mほどですが豊富な水量で白い飛沫が立派ですし、岩肌も確かに竜の鱗のようです。さらに進んで2番目の吊り橋で左岸に渡ると道は傾斜を増し、しばらく息を切れるのを我慢しながら登ると、やがて傾斜が緩やかになり沢に沿った笹がちの水平道になって、前方に黄色く枯れた草原が見えてきました。これが雨竜沼湿原です。

湿原に入ると前方に青いグラウンドシートが見えており、「何だろう?」と思って近づくと木道の大規模な工事中でした。湿原保護のための工事ではあるのでしょうが、大胆に資材を広げ、派手に草を踏みしだいていて、これでいいのか?と脳内に疑問符。それはともかく、この雨竜沼湿原は泥炭層の上に草原が広がった典型的な高層湿原で、標高850m、東西3km、南北1.5kmの範囲にところどころ池塘を配してこじんまりと優しい景色です。木道をゆっくり歩いているうちにも雲が流れて遠景を隠したものの、どうやら今日は雨にはならないようで安心しました。湿原の奥のダケカンバ林の道をわずかに登ったところにある丸太が組まれた展望台で雨竜沼湿原全体を見渡し、記念撮影をしてから昼食をとってのんびり寛ぎました。

木道を左回りに進んで元来た湿原入口へ戻り、さらにぬかるんだ坂道を下って南暑寒荘へ帰り着きました。暑寒別岳に登れなかったのは残念でしたが、有名な雨竜沼湿原を歩くことができたことにそれなりに満足して、山に別れを告げました。なお、南暑寒荘の管理棟も今日で閉鎖され、山は雪の季節を待つばかりとなるそうです。

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