霧ヶ峰〜美ヶ原

日程:1989/05/27-28

概要:夏の北海道行きをにらんで、新調の80リットルザックとテントのテストを兼ね、霧ヶ峰から美ヶ原まで縦走。

山頂:霧ヶ峰(車山)1925m / 美ヶ原(王ヶ頭)2034m

同行:---

山行寸描

▲車山から美ヶ原方面。広闊な風景がこの山域の特徴。(1989/05/27撮影)
▲茶臼山から王ヶ頭を眺める。この右手に広くて平らな台地が広がっている。(1989/05/28撮影)

1989/05/27

△10:30 西白樺湖 → △11:50-12:00 車山 → △12:30 蝶々深山 → △13:05 鎌ヶ池 → △13:55-14:05 鷲ヶ峰 → △15:00-05 和田峠 → △16:45-50 三峰山 → △17:55 扉峠

さして高くはない車山の展望台からは、意外な大観の中に南・北・中央アルブス+天狗岳以南の八ヶ岳が雪を残して白く見えています。

高層湿原を歩き続け、いつしか尾根道に変わって鷲ヶ峰、和田峠と辿って、さらに旧中仙道の古峠に向けて登ります。草原の山・三峰山あたりでは荷の重さに負けて完全に歩荷訓練の様相を呈し、タイムアウトで扉峠の駐車場の隅に幕営しましたが、深夜出入りする車の音と寒さとで熟睡できませんでした。

1989/05/28

△06:10 扉峠 → △07:35-45 茶臼山 → △08:10 塩クレ場 → △08:25 美しの塔 → △08:50 王ヶ頭 → △09:15-20 王ガ鼻 → △09:40 美ヶ原高原バス停

朝一番の登りはいきなりの笹薮漕ぎ。辿り着いた茶臼山の山頂からは美ヶ原が一望できて、その展望の見事さに見惚れました。

美ヶ原の領域に入っても、朝早いせいか王ヶ頭まで3人にしか会わない静かな高原歩きが続きました。

TV塔が林立して面白くない最高点に比べ王ガ鼻の方が心地良い高度感を与えてくれましたが、いざ帰路に就こうとしたところ、自転車レース「ツール・ド・美ヶ原」が行われているためバスのダイヤが大幅に狂っていました。タ方には出勤して資料を作らなければならないのに……。