野呂川赤抜沢左俣(2022/09/04-05)
▲赤抜沢橋の手前でバスを降りる。
▲出だしは荒れているが難なく堰堤を越えられる。
▲三つ目の堰堤は左から。
▲すると少々しんどいガレ地帯に入る。
▲巨岩の供給源はこれか。
▲第1連瀑帯の入口の多段滝。右壁を容易に登れる。
▲現在地。
▲多段滝の最後は真ん中のクラックから上へ。
▲引き続き見栄えのする多段滝。ここも左岸をぐいぐい登る。
▲谷幅が狭まるポイント。
▲一歩踏み込んでから強引に右壁に乗り上がって越えた。
▲この辺りが第2連瀑帯。これも左岸直登だが部分的にIII級。
▲左から岩の隙間を抜けて越える滝もある。
▲このように登れそうにない滝の場合は……。
▲……はっきりした巻道がついている。
▲いったん滝が途絶え、左岸から尾根が突き出すあたりから再び滝が出てくる。
▲これも右岸巻き。
▲しっとり苔に覆われた滝。これが出てきたら二俣は近い。
▲苔滝の上は小さい多段滝になっていた。
▲二俣。ここは左俣に入る。
▲直登は難しそうなので右岸巻き。奥に石橋が見える。
▲石橋が眼下に見えてきた。巻き上がり過ぎたかな?
▲……というわけで沢筋に戻る。
▲アプローチがよければ名所になりそうな石橋。
▲その先も滝が連なる。そろそろ幕営したいのだが……。
▲この滝は右壁を直登。III級程度だがスリップに注意。
▲トポに出てくる12m滝?
▲右岸の落ち口近くをトラバースすると……。
▲左岸に平坦地が出てきた。
▲現在地。
▲先人が幕営した跡があり、自分もここにテントを張った。
▲薪が湿っていて焚火ができなかったので、次にここに泊まる方はお使いください。
▲2日目の朝は青空。
▲ガレた沢筋を詰めていく。
▲本流は左だが、右から合わさる沢が赤抜沢ノ頭に突き上げているはず。
▲現在地。
▲入口の滝は右から登れそうだが、落ち口周辺のホールドが乏しそう。
▲よって入口の滝をいったん見送って少し上流側から回り込んだ。
▲等高線通りそこそこの斜度で詰め上がっている模様。
▲いきなり突破不能な滝が出てきた。ここは右にある細いルンゼ(矢印)を登った。
▲細いルンゼは斜度がある上にザレザレ・ボロボロで緊張した(見下ろした構図)。
▲途中から左の尾根をまたいで本流に懸垂下降で復帰。
▲もう水は出てこないのでアプローチシューズに履き替えた。
▲上の滝の弱点を探して右岸を小さく巻いたが……。
▲これでは赤抜沢ノ頭から離れてしまう。
▲このためトラバース。鹿道がありがたい。
▲目指す谷筋の右岸から上流を見ると明らかに突破不能な涸滝。
▲仕方なく藪漕ぎの負担が軽そうな左岸の尾根に入った。
▲ところどころで小灌木の密生に阻まれながら上を目指す。
▲稜線が近づいてきていることが励みになる。
▲やっと森林限界。ここからは白ザレとの格闘となる。
▲現在地。
▲振り返ると白峰三山!
▲風化した花崗岩のホールドはボロボロ崩れて信用できないので慎重に。
▲観音岳が見えてきた。
▲赤抜沢ノ頭(最高点)への直登ラインが読めず、観音岳方向へトラバース。
▲少し切り返して最後のひと登り。
▲ようやく縦走路(標高2720m)に達して遡行を終了した。