赤岳西壁ショルダー右リッジ(2020/02/28)
▲文三郎尾根から見上げる赤岳主稜・ショルダー右リッジ・同左リッジ。
▲赤岳沢を横断して取付へ向かう。
▲取付直下は急斜面となり、安全ではない。
▲背後には文三郎尾根からの我々の踏み跡。
▲我々がとった登路は▲印。ずっと右の方にも登れるラインがある模様。
▲取付より少し手前の比較的安定した場所でアンザイレン。
▲1ピッチ目の厳しい凹角。リンクカムが有効だった。
▲凹角の上の灌木で支点作成。以後も整備された支点は見つからなかった。
▲2ピッチ目は易しい雪の斜面の登り。
▲そのままリッジ上までランニングコンテでロープを伸ばす。
▲背後には行者小屋、さらに彼方には北アルプス全山。
▲確保支点は細いハイマツの枝を束ねて……。
▲3ピッチ目、コーナーを回る。
▲……が、相方は10m先でピッチを切っていた。
▲4ピッチ目、ランナウトを強いられたフェース。
▲やっと出てきた残置ピンにランナーをとって一安心。
▲しかし突き当たりでとったランナーでロープが屈曲して激重に。
▲なんとかリッジ上に出て、ピナクルで確保。
▲5ピッチ目、易しそうに見えてピリ辛。
▲6ピッチ目、短いスノーリッジの先に立体的な岩。
▲歯応えがあって面白いピッチだった。
▲7ピッチ目、徐々に傾斜が緩んできた。
▲このルートは支点構築のための長いスリングが必携。
▲8ピッチ目、ほぼ歩き。コンテにしてもよかったかもしれない。
▲気持ちの良い高度感の中をぐいぐいと登る。
▲短い9ピッチ目を終えて登山道に合流=登攀終了。