乾徳山旗立岩中央岩稜(2019/08/18)

▲月見岩からなんだかんだで30分も登ると、道の左側にケルン。この向こうは切れ落ちている。
▲ケルンのある広場の右奥に見えている岩尾根が『日本登山体系』の「無名岩稜」で、その向こう側を下降する。
▲支点はしっかりしているが、足元が不安定なので慎重に。
▲狭いルンゼを下る。濡れているときは服が汚れるのでそのつもりで。
▲見上げるとこんな感じのルンゼ。
▲25m強下ったところに次の支点あり。
▲今度は土のルンゼを下る。
▲ロープを回収してから岩壁を背に右へ下り気味に進む。
▲少し登り返して目指す中央岩稜の取付。ここからではかなり傾斜が緩く見えるが、それは錯覚。
▲実際には意外に斜度があり、ホールドも外傾しているので侮れない。
▲核心部の小ハング。残置ピンが豊富なのが助かる。
▲支点はカムで構築。続く2ピッチ目は出だしを小さく乗っ越せば後は簡単。
▲途中に古い支点もあるが、残置支点には頼らない方がよさそう。
▲2ピッチ目は前半がリッジ、後半が幅広のフェースになる。
▲40mほど伸ばしたところでピッチを切った。
▲残置ピンは「皆無」ということはないが、カムやナッツを使う方が適切な間隔になる。
▲3ピッチ目はすぐ近くに見えている小さいピークまで。
▲ガスがとれると、左側に乾徳山の山頂が見えた。
▲右側には懸垂下降してきたルンゼの隣の無名岩稜。あそこまでの間にかつては何本か登攀ラインが引かれていた。
▲山頂から左へ落ちるスカイラインの手前の緩い岩壁が頂上岩壁。
▲そして正面には登山道。そこまでは10mほどの易しいリッジ歩き。