片品川泙川小田倉沢↑津室沢↓(2019/05/25-26)

▲奈良集落跡の手前の駐車場に車を駐めて、ここから沢装備でスタート。
▲道沿いの建物の手前から右手に続く広い踏み跡に入る。
▲やや下流方向へ戻り気味に踏み跡を下って泙川本流へ。
▲すぐ対岸にほとんど伏流になって入るのが小田倉沢。
▲わずかの歩きで、水量が豊かさを示し始める。
▲さっそく出てきたのがF1-6m。
▲これは右壁から難なく越えた。
▲両岸が迫る地形の奥に、立派なF2-20m大ゼン。
▲トラロープが垂れる右端から登る。
▲大ゼンの上にはすてきなナメが広がる。
▲ところどころに楽しい立体的な地形あり。
▲トラロープがあちこちにあるのは、釣り人が頻繁に入っている証拠。
▲たまにフリークライミング能力を問われるポイントあり。
▲見事な柱状節理。そういえば皇海山は100万年前まで活動していた成層火山だった。
▲F3-12m。右壁にトラロープが張られているが……。
▲観察した結果、左壁を選択。念のためロープを出した。
▲落ち口はナメ状だが、左壁にホールドあり。
▲エメラルドグリーンの淵、ということは……。
▲こうなるのはお約束。若いって素晴らしい……。
▲その後も積極的に水に入るヅカ氏(右)と決して濡れない主義のノダ氏(左)。
▲ところがこの滝でノダ氏がウォータースライダーを体験することに。
▲角がついたままの鹿の骸骨。いかなる運命に見舞われたのか?
▲その後もジムナスティックなポイントがときどき登場。
▲そろそろ小滝を越えることに満腹感が漂いだした頃……。
▲格好の河原が現れ、ここで泊まることにした。
▲対岸との間にロープを渡し、ピンチシートやツェルトを設営。
▲6時間にわたって焚火を燃やし続けた。
▲2日目。今日も良い天気だが、少々寒し。
▲昨日ルーリーが竿を振ってもアタリがなかった淵。
▲F6-10m滝。左端が階段状だが、どうしても水をかぶりそう。
▲朝イチで濡れるのは嫌なので左から巻くことにしたが……。
▲少しばかり悪い高巻きになった。
▲最後の大きな滝=F7-10mは右から。
▲F7の上は穏やかな渓相。
▲天国のような幕営適地。多くの沢屋を迎えている模様。
▲奥の二俣まで行かずに右岸の斜面を登り始めた。
▲1504mピークの西の鞍部に向けて踏み跡を辿る。
▲すぐに鞍部に到着。明瞭な踏み跡が尾根上を右(東)から左(西)へと続いていた。
▲鞍部の反対側の柔らかい土の斜面を下り津室沢へ。
▲標高1320mくらいで水流が復活した。
▲生活の跡。この辺りに津室の集落があったのかもしれない。
▲左岸の涸沢からガレの押出しがあり、中流域は荒れた雰囲気。
▲セメントで組まれたレンガの残骸。これも営林集落の遺物。
▲根羽沢大薙沢を連想させる黄土色のナメ。
▲3 mの小滝を下ると……。
▲すぐ先に10m滝。巻き下る道もあるが……。
▲懸垂下降した方が早く、かつ安全。
▲ひたひたと続くナメの先に、ハイライトの45m滝の落ち口。
▲右壁にリングボルトの下降支点あり(赤いスリングはノダ氏のセルフビレイ)。
▲まずノダ氏が50mロープをフィックスして懸垂下降。
▲最後に自分が50mロープと30mロープをつないで2ピッチで下降。
▲壮観の45m3段滝。
▲ひたひたと水を流す美しい青ナメ。
▲とことん遊び尽くすヅカ氏。
▲最後の大物、2段滝。
▲上段の右岸側に鉄の杭があり、これを使って懸垂下降する。
▲上段は10mもなく、楽に下段の滝の上のテラス状に降り立てる。
▲下段の滝の下降支点は右壁のハーケンと残置スリング。実質的に軟鉄1枚が利いているだけ。
▲下までは50mロープ1本でぴったり。
▲これでロープを出す滝は終了。
▲最後に急な土付き斜面を慎重にクライムダウン。
▲泙川本流に戻って、ここで沢旅を終了。対岸の林道に上がった。