堂倉谷下部(2018/09/02)

▲堂倉谷が大杉谷に合流するところにかかる堂倉滝。一気にテンションが上がる。
▲……と言っても堂倉滝は巻き。堂倉吊橋の手前から右斜面の石垣の上へ。
▲よく歩かれた踏み跡を辿ると、架線場跡。
▲少しの距離、レール沿いに進むと……。
▲腐りかけたフィックスロープあり。
▲このガラガラのルンゼを下る。
▲降り立ったところは堂倉滝のすぐ上(右岸)。しょっぱなからいい雰囲気。
▲奥に30m斜滝が見えている。
▲その手前に釜を持つ7m滝。
▲腰上まで水に浸かって釜を右側からへつる。
▲7m滝は念のためロープを出しましたが、足が揃っていれば確保不要。
▲立派な30m斜滝は、正面からは登れない。
▲よって左岸から巻き。ピンクテープの目印あり。
▲よく踏まれた道を登って尾根を乗り越し、ガレを下降して沢筋に戻る。
▲この辺りは大きな釜と斜滝が続き「中七ツ釜」と呼ばれる。
▲ボルダーっぽい岩もあり、面白い。
▲8m斜滝は右岸のバンド(トモコさんが立っている高さ)をトラバースするラインもあるそうだが……。
▲水線沿いに回り込んで滝の左壁を直登するのが簡便かつ安全。
▲中七ツ釜が終わってゴーロ帯。
▲しかし、大岩をつないで上流に向かう作業はパズルを解くようでこれまた面白い。
▲目印になる巨岩の手前の緩やかな岩斜面で1本立てた。
▲休憩を終えて行動再開。すぐに出てきたこの10m斜滝は右から近づく。
▲てらてら光った斜面が剣呑だが、フリクションはそこそこ利いた。
▲お助け紐も途中に2本下がっており、ランナーがとれた。
▲斜滝のすぐ上流には、このダイナミックな地形。
▲左からアプローチできないかと偵察したが……。
▲右に見えている釜の水流が強く、これは無理と判断。
▲やはり左岸に巻き道があり、下降点にはフィックスロープもあった。
▲ここがアザミ谷出合。さほど広くないが、快適そうなキャンプサイトだった。
▲アザミ谷出合から本谷は左へ。その入り口も巨岩群を縫うルートファインディング。
▲するとすぐ先に、岩を断ち割る強い水流が現れた。
▲この樋状の滝が奥七ツ釜の入り口だが、直進は困難。
▲左岸から小さく巻き上がる。
▲ここにも用意されているフィックスロープ。
▲激流の落ち口を確認してから上流を眺めると……。
▲これが奇観・奥七ツ釜。デス・スターのスーパーレーザー砲を連想した。
▲この巨大なポットホールは、透き通った水を通しても底が見えないほど深いもの。
▲水流が安定しているので、こういうこともできる。
▲右岸側から簡単に上がることができるが、あえてポットホールの間を登る。
▲最後のイベント、15m斜滝。左壁にバンドが続いているが、滝身近くは厳しそう。
▲そこで釜を右側から回り込む。
▲見上げれば、ど真ん中のリッジの右側が登れそう。
▲観察した通り、ここから簡単に登れた。
▲後は普通に歩くだけだと思っていたが、この斜滝がちょっと面白いことに。
▲こちらからかな?とへつってみたところ、意外にシビア。
▲ドボン続出となったが、正解を知っているトモコさんは右岸側からさっさと上がってきた。
▲堂倉ブルー。
▲その先には堰堤。
▲堰堤の左側にフィックスロープ。ここが今回の遡行の中で一番怖い場所だった。
▲堰堤の上の開けた河原に出たところで遡行終了。お疲れさまでした。