谷川オジカ沢(2016/09/25)
▲ヒツゴー沢とオジカ沢の分岐で身繕いして、ここから遡行開始。
▲最初の滝でこの日の水量の多さを知る。
▲しゃあないなと左から巻き。しかし見た目ほど簡単ではなかった。
▲最短ルートで沢筋に戻り、先に進む。
▲この滝は右から1段上がり、水流を渡って左壁のバンドをトラバース。
▲この程度の癒し系の滝が続いてくれるならうれしいのだが……。
▲彼方に、今はほとんど登攀記録を見なくなった幕岩がそびえる。
▲左から微妙なトラバースで滝を越えるかっきー。渡ってみたら対岸に残置スリングあり。
▲ラバーソールが滑りやすいヌメった岩が多く、私のスピードが上がらない。
▲これは確か右から巻いたはず。
▲少し明るく開けてきた地形の奥に、右から落ちてくる滝がチラリと見える。
▲右からでも左からでも巻けそうだが、比較的緩やかな左(右岸)巻きを選択。
▲こうしてみると右(左岸)からの方がよかったか?
▲少々緊張する右岸の高巻きラインを登る。
▲少々笹を漕いで懸垂下降。ところがロープがスタックし登り返すことに。
▲どうにか回収できたものの、ここで30分余りのロス。
▲広河原と呼ばれる地形。雪に磨かれてこうなるのだろう。
▲ここは左から巻き。なかなか直登させてくれない。
▲ここも左から高巻きか?しかし追い上げられると簡単には戻れなくなりそう。
▲……というわけで悪場に強いかっきーが左から小さくトラバース。
▲いよいよ奥に40m大滝が見えてきた。
▲これはなかなかの迫力。
▲しかし事前に見た写真に比べてやはり水量が多い。
▲ここは私がリード。水流の中を1段上がって右のテラスへ。
▲そこから登ったのでは水勢に弾かれるのでさらに1段右上へ。
▲このラインなら水も少なく階段状。
▲遠くから見るとこういうライン。
▲40m大滝の最上部。すぐ上に岩を断ち割る新たな滝が見えている。
▲60mチムニー滝。右壁がフレンドリーそう。
▲「岩は乾いてそうやで」というセリフで再び私のリード。
▲ここは慎重に登ればロープはいらないくらい。
▲この辺りにリングボルトあり。ここでいったん切ってもよかったかも。
▲落ち口の水の勢いを見て早めに右のブッシュに逃げることにした。
▲チムニー滝のすぐ上で支流が右から入る。左の本流は厳しそうなので間の壁を直登。
▲なかなか本流に戻れない。このへんから藪漕ぎに時間と体力を奪われ始める。
▲しばしの藪漕ぎの後に本流へ戻るルンゼを見つけ、懸垂下降。
▲時刻は既に14時半。稜線はまだまだ先だ。
▲100mナメ滝。目の前の滝が越えられないので左から巻き上がることに。
▲笹薮の中のルンゼ状を登っていたが、もっと沢寄りが快適に登れるはずとトラバース。
▲岩壁に出てしまえば支障なく登れる。もっと早く右手に寄れば良かったか。
▲最後も軽く笹を漕いで100mナメ滝の落ち口へ出た。しかし……。
▲すぐ目の前の滝が直登不能。よって直ちに笹薮の中に戻ることに。
▲しばらく笹の斜面をトラバースして、小灌木を支点に懸垂下降で沢筋へ。
▲この二俣は左へ。
▲右奥から入ってくる15m滝は直前の右壁から越えられた模様。しかしずっと手前から尾根通しの藪漕ぎを選択したためドツボにはまる。
▲肩の小屋が見えた!しかし明るいうちには着けないだろうな……。
▲それでもこの辺りは笹薮が薄い。早めに沢筋に戻れば良かったのかも。
▲しかし地形への不安とラバーソールの性能への不信から、かっきーはさらなる藪漕ぎをチョイス。
▲日没に備えてヘッドランプを装着し、周囲の地形と行く手の方位を記憶に刻む。
▲先に源流に下っていたかっきーのヘッドランプに導かれて沢筋へ。
▲振り返ると夜景がきれい……などと喜んでいる場合ではない。
▲やっと登山道に出た。やれやれ。
▲オジカ沢ノ頭避難小屋。ここから長い下山が待っている。