北岳バットレスピラミッドフェース(2016/08/12)
▲Dガリー大滝の直下で登攀準備。右上の浅い凹角を登る。
▲1ピッチ目は私のリード。朝イチの身体にはちょっと難しかった。
▲傾斜が緩んだところで残置ピンに支点を作ってセカンドを迎える。
▲2ピッチ目出だしは左へトラバース。向こうに見えているのは第五尾根支稜を登る3人パーティー。
▲カンテ状を回り込んだところから斜めに上がったが、トラバースを続けても良かったかも。
▲乗り上がったバンドはDガリー大滝の落ち口と同じ高さ。
▲いったんバンドを左に出てから右上気味にフェースを登り……。
▲ついで先ほどのバンドの上にかぶっていたハングの上のバンドへ短く移動。
▲頭上に覆いかぶさるハングの下を左右に走るのが「横断バンド」。
▲「横断バンド」まで登って左から回り込んでもう1段上へ抜ける。
▲「横断バンド」は下部フランケの取付と同じ高さ。
▲こちらに進めばCガリーに達することになるはず。
▲ピラミッドフェースへは横断バンドの上のランペを上がる。
▲下部核心(V級)。矢印のコーナークラックがほぼ垂直。
▲私@奮闘中。一度足を滑らせてひやっとした。
▲クラックには指先がよくかかり、落ち着いて登ればフットホールドも見つかる。
▲後続のハマちゃん。高度感が素晴らしい。
▲次のつるっとした凹角から始まるピッチが実は相当難しい。
▲左上して出てくるこのコーナーも激辛。後続の私はためらわずA0。
▲ついで短い登りからバンドを左へ渡って立ち木でビレイ。奥に上部核心が見えている。
▲上部核心ピッチのスタート。
▲細いクラックに沿って左上し、最後に垂直のクラックを登る。
▲スラブのパートは、カチっとしたホールドに助けられる。
▲核心のクラックを見上げたところ。なかなかにシビア。
▲残置ピンはほとんどなく、安全登攀のためにはカム必携。
▲最終ピッチはつるりとしたランぺから。
▲最初の数歩をこなせば、後は手掛かり足掛かりが豊富。
▲脆い斜面を神経を使いながら登ると……。
▲第四尾根に合流してピラミッドフェースは終了。