鹿島槍ヶ岳天狗尾根(2日目=2014/04/27)

▲テントを畳んでいる途中で御来光を仰いだ。
▲北壁(右)と荒沢奥壁(左)もオレンジ色に染まる。
▲出だしは天狗ノ鼻の頂稜の突端近くからのクライムダウン。
▲シュルントに気をつけながら最低コルを目指す。
▲朝日を背に受けてトラバース。早くも暑くなってきた。
▲最低コルからは急で長い登りが続く。
▲ピンポイントのキノコ雪。ちょっと右寄りから突破。
▲この時間帯は雪がまだ締まっており、アイゼンの利きは良好。
▲徐々に高度感が出てきた。背後の右のピークが天狗ノ鼻。
▲稜線上の岩の足元で一休み。
▲休憩を終えて最後のポイントに向かう。
▲岩場の裾を右に回り込んで左上する凹角のラインを狙う。
▲灌木に支点を作ってビレイ。
▲最初は右手のラインの可能性を探ったがやや困難。
▲こちらの方は簡単だった。最初から素直にそうすれば良かった……。
▲ただしランナーは岩にスリングを巻き付けてとるしかない。
▲このビレイポイントはテラス状になっており、残置支点もあった。
▲1ピッチ目は20m、2ピッチ目は30mくらい。
▲2ピッチ目は正面の岩壁がIII級テイスト。残置ピンあり。
▲すぐ隣に東尾根の第二岩峰を登るクライマーの姿が見えている。
▲ロープを畳んで、後はひたすら歩くだけ。
▲……の前に、岩壁を巻いて急な斜面を登らなければならない。
▲ふくらはぎにくるきつい斜面。しかし案外早く傾斜は緩んだ。
▲中央左寄りのぼんやりしたピークが東尾根との合流点となる荒沢ノ頭。
▲荒沢ノ頭に到着。北峰はまだ遠く、南峰はさらに遠い……。
▲雪庇には気をつけて。
▲北峰への登り。このへんは我慢あるのみ。
▲やっと北峰に到着。ここで握手。
▲それにしても南峰は遠過ぎる……。
▲よって鞍部から北俣本谷を下ることにした。
▲下降開始。
▲前向きに下るかバックステップか、微妙な斜度と雪の固さ。
▲ここは安全第一で後ろ向きに下った。
▲ときどき右側から雪が崩れてきたり落石があったり。急ごう!
▲やれやれ、やっと傾斜が緩んできた。
▲時折雪に足をとられながら西俣出合を目指す。
▲西俣出合の大きな堰堤。ここを渡るのだろうか?
▲道標の周囲は崩れていて道が判然としていない。
▲どうにか雪の上を渡って左岸の道に達することができた。
▲樹林の中の気持ちの良い道を1時間ほども歩いて……。
▲大谷原に帰還。お疲れさまでした。